澪の詩
世界と人
ゆらゆら…
ゆらゆら、ゆらゆら…
漂うように、流れる様にこの世界は続く
人の人生には終わりがあっても
この世界そのものは終わらない
それはまるで川のように?
それとも流れる雲のように?
この世界の速度は私達の言葉では言い表せない程ゆっくりなのだろう
歴史上の出来事
今生きる私達の人生
どちらも世界にとってはほんの一瞬…
私達の人生は意味が無いのだろうか?
ある人は言う
私達人類は良い意味で世界に大きな影響を与えていると
ある人は言う
私達人類はこの世界に生かされているのだと
ある人は言う
私達人類の存在こそが世界を破滅へと導いていくと
私にはどれも正解でもあり、不正解にも思う
私達の長い人生は世界にとっては一瞬
ならば私達の行いがどう影響するのかなんて、私達が死んだ後にしか分からない筈なのだ
だから私は思う
意味がある人生も意味が無い人生も
世界に良い影響を与えるのも悪い影響を与えるのも
結局は私達がどう生きていたのかで決まるのではないかと
だから私は、今選んだ道を善と信じて生きていく
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