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幻想郷の歴史
ハプニング?
慧音:さて、ここなら暑さを凌げるだろ

次に着いたのは大きな湖だった

澪:これは、泳げってことか?

慧音:他にやることあるのか?

そういわれたら何も言えなくなってしまう

妹紅:水着は?

慧音:用意してきているが?

なんという用意周到さ

澪:じゃあ早く着替えてしまうか

慧音:お前は別の場所で着替えてこい

澪:メンドイ

ごぉん!!

澪に対して慧音が必殺の頭突きをかました

澪:アッチイッテキマス

棒読みでしかもふらつきながら歩いていった

慧音:全く…

妹紅:それじゃあ着替えようぜ♪

……………

着替え中

………

……



妹紅:慧音、また胸でかくなったろ

慧音:そんな事無いのだがな

妹紅は健康的なのか良く解らない赤のビキニ

慧音は透き通る青のバレオ

下の布がなければ只のビキニですね

慧音:意外と澪が遅いな

妹紅:あぁ、澪ならさっき帰ってきたときに私と慧音の着替えを見ちゃって慌ててどっか行ったよ

慧音:確かに澪の着替えだけが何故かここにあるな

……………

………



澪は慌てていた、とりあえず何か物凄い物を見てしまったのだ

顔が赤くなるのを止められない

あの時もっと遅く戻るべきだと後悔しつつ

ただひたすらに走り続ける

そして…

澪:どこだ、ここは?

迷った

アホですね、間抜けですね

澪:誰がアホで間抜けだ!!

反応された

何か良くわからない声である意味冷静になった澪は辺りを見回した

その結果同じ花が咲いていた

澪:これは、向日葵?

疑問に思うのも無理はない、何故かこの向日葵は高すぎるのだ

しかも何故か1本だけ道が続いていた

?:迷い人?

澪:っ!?

背後からいきなり声がして驚いてしまった

?:どうしたの?

しかも真後ろにいたのに全く気が付かなかったのだ

澪:いや、なんでもない…湖に戻りたいのだが道が解らなくなってしまってな

?:ふふふ、今や幻想郷では知らない人がいない澪でも道には迷うのね

妖しく微笑みながらけなされてしまった

澪:そりゃ道は知らないからなぁ

?:それもそうね、湖なら私の後ろの道から行けるわよ

そういうと身体をずらして通れる様にしてくれた

澪:あぁ…わざわざ親切にありがとう

?:私の名前は風見幽香…いずれまた会いましょう

すれ違う寸前で名乗られ振り向くが、既にその姿は無かった

澪:風見幽香か…手強そうだな

何処に消えたのかは分からないが、気にしないことにしつつ幽香が示した道を進んでいった

…………

……



幽香:紫、こんなんで良かったのかしら?

紫:勿論♪

向日葵畑の隅で紫と幽香の2人がいた

傘姉妹?

紫:いくら澪でも私の結界と幽香の向日葵畑では気付かなかったみたいね

幽香:でもずっと同じ場所を回っていたわね

紫:確かにそれには驚いたわね、幾重にも広がる道の内の出口に一番近い所だけだものね

何やら怪しい会話をしているがそれを澪が知ることは無い

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あきゅろす。
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