no title
幸福な食卓
流れ星が流れた
最後に会った日の友達の笑顔を思い出して、ちょっと気持ちが明るくなった
空は紺色で、ペンダントライトが照らす食卓と今の気持ちは、あたたかいオレンジ色
濡れたパンプスのことも、明日の心配事も、全部抱えて今の自分
大切に抱えた思い出とか、過ぎれば笑い飛ばせるような悩みとか、ちょっと楽しみなこれからのこと、そんな小さなものが集まって、今の自分
誰かの言葉に励まされて、誰かの笑顔で頑張れる気がして
｢夕焼けみたいなオレンジ色だね｣
ペンダントライトの下で笑うあなたの声を思い出して、また少し気持ちが明るくなった
こうやって過ぎる今に、幸せをかみしめて
流れ星が流れた
またひとつ幸せが降る、幸福な食卓
20110531
今の｢幸せ｣に気づいてあげたい
こういうタイトルの小説持ってます…
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