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original

 
笑いながらキスをして、あったかい体を抱き締める。

自分が『幸せだ』って思えるのが、嬉しい。

その『幸せ』をくれるのが葉月で、よかった。

「鷹哉がいてくれて、幸せ」

同じようなことを考えていたのか、葉月がこぼす。

「じゃあ俺は、葉月が俺のところ好きでいてくれて、幸せ」

そう言うと、葉月は笑って口付けてきてくれた。

「昼まで時間あるし、もう一回する?」

言い終わらないうちに葉月を押し倒す。

「か、会社は!?」

まじですかって顔してる葉月も可愛い。

「んなもん休む」

「無断欠勤!? でもっ」

遅刻でもすると思っていたのか、仕事へ行かないことに慌てる。

「兄貴がなんとかすんだろ。任せとけって。俺等は俺等で気持ち良くなろうな」

にっこり笑いかけて組み敷く。

まだ何か言おうとしてる葉月の口を、深いキスで塞いだ――…。





-END-




鷹通×花月に続き、弟カップルの話になります。
いやー。思い入れの違いか、兄カップルに比べ話が長い長い(笑)
なんとか1ケタに収まりました〜。

長いページがあったり短いページがあったりとまばらですみません。

しかも書いたのが今から2年前…?
ぎゃーすぎゃーす!(落ち着いてッ)

お恥ずかしいかぎりです!((´Д`;))

まだこの4人の話は続くみたいなので(笑)
お付き合いいただけると幸いです(´∀`)


2008.02.24 ちょこっと改訂

石月神無 


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