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鐘撞き堂
逆転看護 イオルク。※
※独裁看護の続き。
18禁です。






「ルーク」
「ん…っ」
ルークを呼び止めて耳に息を吹きかける。ルークはびくりと身体を震わせた。
「イオン…」
イオンはにこ、と笑う。
「あなたらしくないですね」
「なに…が…」
「ジェイド…苛めたでしょう?」
ルークはふい、と視線を逸らす。
「なんのことかな…熱はちゃんと下がったし、あれは歴とした医療行為だよ。」
ふむ、と顎に手を当てるイオン。
「まあ…そうですよね…座薬も、尿瓶でお小水取るのも病院では普通にやりますね。」
ルークがイオンを見る。
「なんで知って…」
「大体の予想はつきますよ」
「………」
「ねぇ、ルーク…もしかして…前のこと根に持ってます?」
「……っっ!」
ルークの顔が耳まで真っ赤になる。
「僕のこと…嫌いになりましたか…?」
「別に…恨んでるとかじゃ…ない…」


−−今から少し前の話。

「イオン…大丈夫…か?」
「ルー…ク…」
赤い顔をしてベッドに横たわるイオン。
「こんなときに限ってみんな外出中なんてな…」
アニスなんて導師守護役なのに、と少し悲しそうなルーク。
「しかたありませんよ…みんな簀巻きにして川に沈めましたから…」
ぼそりと恐ろしいことを呟くイオン。
「え…!?」
驚くルークににこ、と微笑む。
「冗談です。大丈夫ですよ。」
…縄は緩めにしておきましたから…





−そのころのアニスたち。

「おい!みてくれよ!」
「ひでぇなぁこんなにたくさん…こんな子供まで…」
なにがあったんだろうな、と首を傾げる男たち。
「取り敢えず、縄ほどいてやろうぜ」
「だなぁ。」
男が水死体の縄を外しにかかる。
「ぐふっ!げほっげほっ!」
「うわぁ!生き返った?!」
「はぁ…はぁ…」
ぐっしょりと濡れてだらりと垂れ下がる濡れ羽色のツインテール。
「あの…クソ導師…いつかコロス…!」





「イオン、お粥出来たぜ」
ルークがほかほかと湯気を立てる小さな鍋を手に、イオンが寝ている部屋へ入ってくる。
「おいしそうな匂い…」
「ああ…もう温くなってるな…」
ルークはイオンの額に当てた濡れタオルを氷水を張った洗面器の中に入れる。氷がからからと音を立てた。
「ん…しょ…!」
そしてタオルをきつく絞ると、イオンの額に戻した。
「冷たい…気持ちいい…」
イオンの安らいだ顔にルークは嬉しそうに微笑む。
「まってろ。お粥も譜術で食べやすい温度に冷まして…」
「や…です」
「え?」
「熱々のをルークがふーふーして冷まして食べさせてください…」
ルークはきょとんとする。
「…そんなことしたら汚いじゃんか…」
「汚くありません…!それがいいんです!」
イオンの強い要望によって、ルークはその通りにした。
「ふーっ…ふー……はい、口開けて」
ぱくっ…もぐもぐ…
「おいしい…すごくおいしいですルーク…昆布だしとルークの愛が最高です…」
よかった、とルーク。


イオンはルークの作った卵粥をぺろりと平らげた。
「ごちそうさまでした!」
「食欲はあるんだな…じゃあ、次は薬だな。」
「ゲッ…」
イオンは露骨に顔をしかめる。
「どうした?」
「薬は…嫌です…」
苦々しく言うイオンにルークは困ったように眉を寄せる。
「子供じゃねーんだから…」
「僕はまだ二歳です。」
屁理屈をこねるイオンに、ルークはどうしたものかと考え込む。
「……どうしても飲めと言うのなら…」
「飲んでくれるのか?!」
ルークはぱっと顔を上げる。
「…これを着てください…」
そう言ってイオンが取り出したものは−−…
…ナース服。淡いピンク色で、何故かワンピースの丈が短い。
「な…!おれは看護師じゃなくて医者で…!それにそれ…女性用…」
「着ないのなら薬は飲みません。」
イオンはそっぽを向く。
「はぁ…」
ルークは深く深く溜め息をついて、…折れた。


「これで満足…かよ…」
イオンは身体を起こす。
赤い髪の上にはちょこんとナースキャップ。短い裾からは白くて細い足が覗いていて、胸の膨らみがなくても十分色っぽかった。
ルークは顔を真っ赤にしてワンピースの裾を手で押さえている。
「ナースキャップは…ほんとは看護師免許がないとつけられないんだからな…」
イオンは頭から爪先までルークを舐め回すように見る。
「うん…思った通りかわいいです…ルークは無毛症だから足ツルツルですもんね…でも…」
イオンはじぃ、とルークが押さえている裾に視線を注ぐ。
「…トランクスがはみ出ちゃいますね…」
ルークは泣きそうな顔をする。
「…だから…!言ったのに…短すぎるって…!…うわ!」
イオンはルークを自分の上に引き倒す。ルークはイオンを潰さないようにイオンの顔の横に手をついたが、馬乗りになる形になってしまった。
「イオンいきなりなにす…ッ?!」
イオンはもぞもぞとルークのワンピースの中に手を入れる。そして−
「やぁッ?!」
ずるり、と下着を引っ張られてルークはイオンの上に倒れ込んだ。
「トランクス…見えてると変ですから…ね?」
そういうと笑顔のまま譜術で下着をバラバラに引き裂くイオン。
「…ッ…」
ルークの顔からさあっと血の気が引く。
「ルーク…僕…アイスクリームが食べたいです…バニラのやつ…」
「な…こんな…かっこで外に…でれっこない…」
「僕、病人ですよ?優しくしてくれますよね看護師さん?」
にこぉ、と笑うイオン。ルークは真っ赤になって俯いた。


「アイス…できた…から…」
ルークはそう言って枕元の棚にアイスクリームを置く。イオンは添えられているウエハースをぱくりと口に入れる。
「早かったですね…しかも、おいしいバニラアイス…もしかして、買ってきたやつじゃないんですか?」
「宿の厨房…借りてつくっ…た…」
「…こんな短時間に?」
「氷と…塩で…冷やして…外になんか出られない…から…」
すごいですね、とイオンが不服そうに感心する。
「じゃあ…優秀なナースにご褒美です」
「え」
イオンは言葉と共にルークを自分の上に引き倒した。
「やああッ?!」
突然、きゅう、と性器を握られて声を上げるルーク。
「下になにも穿いていないなんて…淫乱なナースですね…」
くつりとイオンが笑う。
「な…そんなっ…イオンがしたんじゃんか…」
はなして、と翡翠の瞳に涙を溜めて哀願するルーク。
…逆効果ですよ、ルーク…
次の瞬間ぐるん、とルークの視界が反転する。気がつけば、イオンに押し倒される形になっていた。
「じゃあ…折角ルークが作ってくれたアイスクリームですし…食べさせてもらいますね?」
そう言うと、イオンはナース服を胸の上まで捲り上げ、
「ひゃうっ?!」
アイスクリームをルークの胸に、腹に塗りたくる。
「おいしいですね」
「あっ…!ああっ?!いや…!」
イオンはルークの身体に塗ったアイスクリームを全て舐め取りながら下へ下へ下りていく。胸の飾りを舌が掠めるたびにルークの身体はびくびくと若鮎のように跳ねる。
「ここも…」
「冷た…ッ…!あ…!」
すでに勃ちあがり震えている幼い性器にも、イオンは容赦なく冷たいアイスクリームを塗り、ぐちゅぐちゅと音を立てながら扱く。
「ルークのココは…いつ見ても可愛らしいですね…つるつるで…ちっちゃくて…」
「いうなぁ…!」
気にしているのに!イオンの言葉が刺さった。
「ルーク…どうですか…?もう…イキそうですか?」
「ふぁ…っ…!やだぁ…出るっ…!」
イオンはルークの限界が近いのを覚ると、ルーク自身を口に含んで軽く歯を立てた。
「やああああぁっ!」
背を限界まで反らせて、ルークは白濁を残滓まで吐き出す。…イオンの口の中に。
「あ…っ」
こくん、と喉を鳴らす音に、ルークは自分がイオンの口の中に出してしまったことに気付いて青ざめる。
「ごめ…ごめ…んなさ…っ…!」
「…いいんですよ。いつもはルークに飲ませていますし…ね?」
優しく微笑むイオン。だがその微笑みは打算的だ。
「僕も出させてもらいますね…?…ルークの中に」
「…ッ…」
イオンはアイスの皿を掴むと残りのアイスクリームを自分の掌に落とし、それを全てルークの蕾にねじ込む。
「やあぁ!冷たいい!」
「だいじょうぶ。スグに溶けますよ…ルークのナカは熱いですから…」
冷たさに悲鳴を上げるルークを余所に、イオンはアイスクリームをローションの代わりにして硬く閉じた蕾を解していく。
「さて…」
前の情事からさほど日が経っていない為、蕾はすぐに柔らかくなり、ピンク色の肉壁をひくつかせていた。イオンは反り返る自分の性器を取り出した。
「…おおきい…」
「いやぁ、それほどでも」
「…ほめてない…」
「じゃあ、ルーク…いいですね?」
イオンは怯えるルークに問う。…断られても犯しますが。
「…痛く…しないで…くれ…」
「はいはい」
「…ッあ!!」
軽い返事をすると、イオンは一気に猛った雄を突き入れる。
「はっ…気持ちいいですか…?」
「あっ…あ…!あう…ふゃあ…!」
イオンによって開発された身体は、イオンによってかき回されれば快楽に溺れて喘ぐしかない。
「ルークのイイトコロ…知ってますよ。…ここ…突かれると嬉しいでしょう?」
「ひぁっ…!?ああん!ううっ!」
イオンは亀頭で執拗にルークの性感帯を狙って突いてくる。ルークはさっきからもう何度も達して、淡いピンクのナース服に白濁を散らしていた。
「ルークの中は気持ちいいですね」
「さっさ…と…いっちま…え…この…ちろう…!」


−−ブチッ…


「ほう…そーゆーこと言っちゃうんですか…じゃあ…あと二時間はルークに喘いでもらわないといけないですね…なんたって僕の注射器は遅漏なんですから…!」
ルークの瞳が後悔の色に染まる。
「ごめんなさい…ごめん…皆帰ってくるかもしれないし…お願い…早く終わらせ−」
にっこり、とイオンが微笑む。
「…嫌です♪」

−その後二時間、ルークは声が出なくなるまで喘がされました。








「ルークぅ…あの時は僕が大人気なかったです…機嫌直してください…」
「だって…だって…」
「お願いです…このとおり!」
イオンは頭を下げる。
「じゃあ…約束する?」
「…約束します」
「…もう食べ物を粗末にしないと…」
「え?…そっちなんですか?」




end.


あとがき
男同士のエロシーン初挑戦でした…すいませんでした…

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あきゅろす。
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