ACT4
旅の始まり 「悔しかったら、取り返しにきなよ!王子?」 魔王は卑劣な笑みを浮かべ言った。 その笑みを見たコロネロの何かがキレた。 「上等だクオォォールアァァー!!!!」 ぶちぎれた。 今にでもジンジャーに飛びかかりそうなコロネロをスカルとバイパーがおさえる。 ジンジャーはフッと笑うと 「城で待ってるからね〜バアァ〜イ♪」 消えた。詳しく言うと、ホログラムが消えた。 「何だったんだろう…って!コロネロ先輩イィィー!!!?どこ行こうとしてるんですか!」 いつの間にか、コロネロがライフルをかかえ、どこかに行こうとしてた。 「城だコラ」 「どこにあるか分かるんですかアァァーーー!!?そして、そのライフルはどうしたんですかアァァー!」 「知らねえ。なんとかなるさ!let it be!ライフルはなんか最初からあったぜコラ!」 「なんとかなるかアァァー!ライフル使う王子なんて見たことねぇ!」 「let it be〜♪」 「歌っている場合かアァァー!城に行くより、元の世界に戻った方が早いッスよ!!」 「あ!そうか!」 コロネロはポンと手を叩き、納得する。 「無理だよ」 また突然に聞こえてきたヴェルデの声に全員思わず「ハアァァーー!?」と言ってしまった。 「なんでだよ!無理って!」 「ゲームをクリアしなきゃ元の世界に帰れません!」 「「「「何だとオォォーーー!!!?」」」」 王子、勇者、賢者、女騎士の声が青く澄み切った空に響いた。 【王子、勇者、賢者、女騎士の姫を救う旅が始まった(ヴェルデ裏声)】 NEXT |