テイルズ学園
大乱闘
私はうどんを食べていました。少し量が多いけど……お腹空いてるから大丈夫だと思うの。数時間前、学園の街の東端で爆発騒ぎがあったらしくこちらまでその話が来てました。犯人はアーチェさんかな?それとも阿毘姫さんとアビシオンさんかなぁ………。そんなとき再び喫茶店のドアが開くと神龍族の人たちが入って来ました。
「ロラちゃん、美味しい?」
「うん/////」
「コココ………龍乱ですか。」
「私で悪かったわね…………」
『ビクッ』
「ロラ、怖がってる………」
「ロラちゃんは僕が護るよ!!」
ミトス君が私に言うと私は頷きます。入って来た龍乱等に王騎将軍が気づくと私は一気に怯えてしまいました。雲龍さんのイタズラでひどい目に逢ったから………例えば、プールの時間に胸を触られるとか……服の中に青虫入れられるとか……氷を入れられるとか……あっ、涙が出て来ちゃった。
「雲龍………一体、あなた、ロラちゃんに何をしたのかしら?あの怯え方は普通ではありませんよ。」
「私はなーんにもしてないわよ。」
「そんなわけねーだろ!!屑が!!」
「黙れ!!」
「お前が黙れ!!屑が!!」
「いい加減にしろ!!」
「うるさいわよ!!」
「ここは喫茶店だ!!騒ぐならどこかへ行け!!」
私の怯え方を見た蒼龍さんが言うと雲龍さんはとぼけて言います。その後ろからアッシュさんが喧嘩腰に言うと言い返す雲龍さん。だんだんうるさくなってきました。すっと席を立ったクラトスさんとルナフレアさんが怒鳴りつけやっと静かになりました。
「うちの馬鹿×2妹が迷惑をかけてすみません。」
『ブチ………』
「本当にすみません。最近彼女はルト姫様に似てきてしまったから。」
『ブチブチ………』
「蒼龍………表へ出なさい!!」
「良いわよ………本気で戦えばあなただってタダでは済まない………試してみようよ………私とあなた……どっちが強いのかさぁ!!」
蒼龍様がみんなに謝って回ります。いちいち雲龍さんの気に障る言い方をしながら……雲龍さんの怒りがマックスになり蒼龍様へ宣戦布告。蒼龍様はそう言いながら雲龍さんが突如殴りかかり店内で乱闘が開始されました。表に出ろと言ったのは雲龍さんなのに………
「面白いのやってるぜ。俺達も入れてくれ〜!!」
「加わるな!!屑が!!」
「私も手伝うわ!!」
「だから加わるなってんだ!!」
「おっ、やってるぜ!!」
「帰れ!」
「ジューダス!!加勢しろ!!」
「断る!!そんなバカ騒ぎ付き合って………「プリン」待ってろ!!ユーリ!!」
「だから加わるなって!!ぐお!!誰だ!!」
雲龍さんと蒼龍様の乱闘を見て何が面白いのかわからないがカイル君とラフィード君が突撃。雲龍さんに殴りかかり、回し蹴りを食らっています。ルークさんが突っ込む。そこへ、ルナフレアさんが居ると勘違いしたジュリアが乱入。さらに三組のユーリが乱入します。ジューダスはあっさり心変わりし、拳を握りしめ乱闘に加わって行きました。何が面白いのかしら……
傍観していたルークさんに誰かが殴りつけました。
「悪いな、お前の顔を見てると殴りたくなってな!!」
「上等だ!!」
「ティア………私としてはあの男……ぶべら!!」
「調子に乗らないで!!」
「て、ティア………」
「天光満る処に我はあり………黄泉の門開くところ汝あり………出でよ神の雷……」
「ちょ……ティア………」
「インディグネイション!!」
『ドガアァァァァン!!』
「なんで使えるのぉぉぉ!!」
アッシュさんとルークさんが乱闘を始めただけでなくティアさんとヴァンが乱闘を始めました。ちなみに、こちらはルークさんとティアさんの圧勝でした。ティア……なぜそれを使える………。
ちなみに、蒼龍様達の乱闘にはマルスやロイ、ネス達も加わっていました。一組、二組、三組のメンバー……
「やめな………ぐわっ!!」
「ルナフレア、大丈夫か?」
「え……ええ………」
「コココ………大乱闘ですねぇ………」
「いい加減にしなさーい!!アブソリュート・ゼロ!!アブソリュート!!ダイヤモンドダスト!!」
『ドンガラガッシャアァァァァァン!!』
一同「ぎゃあぁぁぁ!!」
「ようやく収まったわね!!」
大乱闘スマ○シュブ○ザーズ状態を沈めようとしたが灰皿が命中……クラトス先生が訪ねていました。ちなみに私や王騎将軍は店内の安全なところにいます。ついにキレた氷晶さん。暴れているメンバーに次から次へと魔術を放って轟沈させていました。アブソリュート・ゼロまで………さすがにエターナル・フォース・ブリザードまでは出なかったけど………って、こんなに人いたのかなぁ……この喫茶店……まぁ、広いからねぇ……ちなみに、後片付けは暴れたメンバー全員で修理をしています。
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