テイルズ学園
グレートベイ海岸(3)
ひかりさんは一生懸命、木村隼人さんの手当てをしています。ちなみに、ミントさんも木村隼人さんに限ってはかなり手加減をしていました。ただ、チェスターさんに限っては本気ですが………。彼は擬似精霊達の秘奥義三連発をくらい、ミントさんの本気の正拳突きをまともにくらい、全治一週間の怪我を負い、泳ぐどころではありません………ついでに、彼は称号『セクハラ大魔神』、『変態の総合商社』の称号を手に入れた。
「いるか!!くっそう………」
ちなみに、私はまた熱が上がり寝込んでいます。
そして、夜を迎え夕食となります。アーチェさん達はそれぞれの部屋で宿屋の海鮮料理を食べています。ちなみに、水晶様達は彼女の別荘にいるため自炊です。いいなぁ……
「アーチェさん、料理美味しいですね」
「ほんとほんと。新鮮だし。」
アーチェさんの部屋ではリアさんとわいわいと食べていました。ちなみに、前者は二人前……彼女の部屋だけ三人前の料理があります
「クレスさん……私にはちょっと多いです………」
「じゃあ、僕が食べてあげるよ。」
クレスさんのほうは……良い雰囲気……でも進展しないんだよね
「大丈夫?隼人さん」
「ああ、ミントさんも鳩尾は避けてくれたから。」
こちらは隼人さん。ひかりさんがいたわりながら楽しく食事をしていました。
「「……………………」」
チェスターさんの方は会話がありません………これは気まずい……
一方、水晶様達の方はバーベキューで付近の森に住む森の擬似精霊達なんかも招待して賑やかにしていました。そう言えば、前にユリアさんが言ってたよね……魔石がいるって…………。
みんなが楽しく(一部別)食事をしているとき私はレオお姉ちゃんの作ってくれた消化に良いうどんを食べていました。寂しいよぉ………
「うまそうな。肉だ!!」
「「誰〜?」」
「気合いだ気合いだ!!トレビアンヒッープ!!」
擬似精霊達「きゃあぁ!!変態〜!!」
「誰だよ……」
「あなたは呼んでいません!!」
「無礼講じゃねぇのか?」
「確かにそうだけど迷惑だよ!!」
水晶様達の方で妙な筋肉だるまが現れ勝手に食べ始めました。森の擬似精霊達が騒ぎはじめ、鬱陶しくなったのか彼は尻から体当たり。擬似精霊達は悲鳴をあげ逃げ惑います。騒ぎを嗅ぎつけたリンク君とシフちゃんが駆けつけて言います。筋肉だるまはそう反論しますが、リンク君はかなり怒って居るようです。森の擬似精霊達はエイルちゃんや水晶様の後ろなどに隠れます。
「気合いだ!!というわけだ。厄介に……」
「ふざけんな!!行くぞ煉撞蒼破刃!!」
「天を統べる覇者の証!!魔王灼熱陣!!」
「いっくよ〜セイクリッドブレイドサークル!!」
「いっくよ〜デイバイン・フレイムバスター」
「いきますわ!!ダイモンドダスト!!」
「連撃いっくよ〜疾風水円舞!!」
「水皇螺旋撃!!続けて喰らいなさい!!ディバイン・アクアレイン!!」
「ぐあぁぁぁぁぁぁっ!!」
現れたのはコングマン。しかし、その場にいた水晶様以下全員の逆鱗にふれリンク君、シフちゃん、エイルちゃん、リナライト、ペルセポネちゃん、ユリアちゃん、ラズライトちゃんと水晶様の秘奥義を受けコングマンは空の彼方に…………。まさに秒殺………。ちなみにリースちゃんは黙々と食事を続けていました。コングマンが居なくなったのでまた森の擬似精霊達も食べ始めます。ミントさんもそうだけど………怒らせてはいけないね………
「さあ、続き続き。」
「「「は〜い。」」」
「わぁ〜誰だ?さっきから僕の背中に胸を押しつけてるのは!!」
「わたしですぅ〜」
「シーナちゃん!!胸!!僕の理性が飛ぶ!!」
「花火やる?」
「はい。」
突然、リンク君が叫びます。リンク君が振り返るとシーナちゃんで彼女はリンク君にしがみついていました。しかも、彼女はほおずりをするような行動をとったため彼は必死に耐えていました。誰お酒飲ましたの?さすがに良くないのか水晶様がシーナちゃんを引き離しました。
それからしばらくして彼女達は花火をうちあ始めます
『ドドーン………』
「アーチェさん花火よ」
「ほんとだ。きれい……」
『バーン』
「ミント、綺麗だよ。花火」
「はい。」
『ドドーン!!』
「風流ですね」
『ドドーン………パラパラ』
「隼人さん。花火です!!」
「そうだな。ひかりも綺麗だよ」
「////////」
クレスさん達は花火のよくみえるそれぞれの部屋の窓から打ち上げられている花火を見ていました。ちなみに、彼らは水晶様達が打ち上げている事など知りません。誰………?花火に混じって高射砲打ってるのは。ちなみに、彼らの部屋は東向きです。海の見える部屋は満室でこの部屋に変えたのが幸いしました。
[*前へ][次へ#]
[戻る]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!