テイルズ学園
鬱陶しい梅雨
実力テストが終わってはや1ヶ月がたち、四季豊かなハイラル王国。今の季節は梅雨に入ろうかという季節です。鬱陶しい雨が続くハイラル王国。学園はその国の一角の都市、ウィルガイアにあります。私はため息をつきながらいつまでも降る雨を見ていました。
「はぁ………」
「ロラちゃ〜ん、どうしたんだい?元気ねぇなぁ。ミトスとデート出来ないからかい?」
「ち///ちが///」
「かわいいなぁ。」
「アホ神子!!」
「ちょ、しいな!!それ!ワニガメじゃねぇか!!シャレにならんからそれは止めろ!!」
「ナンパしてんじゃないわよぉぉ!!」
「ぎゃあぁぁぁぁ!!」
私がため息をつくとゼロスさんが言いながら近づいて来ました。私は真っ赤になって否定しようとしましたがゼロスさんはお構いなし………そこへ、甲羅がガ〇ラのようなカメを背負ったしいなさんが現れました。ゼロスさんは青くなって逃げます。そして、そのカメを投げつけ、ゼロスさんは噛みつかれ、血を流しながら四階から転落しました。 ちなみにカメはワニガメです。どこから持って来たのかなぁ。
「大丈夫か………あいつ……」
「大丈夫なんじゃねぇか?」
「ロイド、昼には早いよ」
「腹減ったんだよ。」
その様子を見ていたクロードさんと木村隼人さんが話していました。ちょうどその時、ロイド君はまだ、二時間目の休憩だというにサンドイッチ(コレットさん作)を食べていました。それに気づいたジーニアス君が突っ込んでいました。
「ロラちゃん、どうしたの?」
「毎日、雨だから……その……憂鬱になっちゃって………」
「あーわかる。わかる。」
「ロラちゃん、このバナナをこう上目遣いでくわえてくれないかな。」
「???」
「そうそう………なかなか……ロラちゃん上手だぜ。」
「//////////?」
「「「ロラちゃんに何やらせてんのよ!!このエロ驤且!!」」」
『ドカバキベキグシャドガーン!!』
「バレたか…………ぎゃあぁぁぁぁ!!」
私たちが話して居ると、バナナを持った司馬驤且が現れて私に言ったの。でも私には意味が分からず言われた通りやると彼はにやけていました。私はよく分からないものの、急に恥ずかしくなりうつむきます。その後、アーチェさんや水晶様、ショコラさんにフルボッコにされていました。
「たく。このゼロス二世………」
「でも、バナナ美味しいよ〜」
「ロラちゃん……わかってないのね……まぁ、私も良く知らないけれども……」
「そっち方面の知識は私も無いわ。」
「じゃあ、あたしが教えてあげるわ。」
「えっ////わ、私/////////」
「ロラちゃんは悪くないわよ」
アーチェさんがつぶやき、私はもらったバナナをもったいないから食べているとショコラさんが言いました。ちなみに水晶様も知らないらしいの。ただ、それがセクハラ行為だと気づいたみたいだけれども………そして、アーチェさんが私の耳元で囁くと、私は初め理解不能でしたが、アーチェさんのわかりやすい言い回しをうけて真っ赤に染まって沈黙し、うっすら涙目になっていました。ちなみに、エロ驤且はリナライトちゃんが持ってきたドラム缶に詰められていました。中には液体が………
「まぁ、ロラちゃんが知るには早すぎたわね。」
「そうね………」
「水晶!!こいつを止めろ!!焼き殺される!!」
「…………フッ、ご冗談を……私は氷晶……リナライトちゃん」
「なぁに?」
「火葬していいわよ。」
「Nooooooo!!」
私が恥ずかしさのあまり縮こまっていると、アーチェさんが言いました。ちなみに、今にも火葬されそうな司馬驤且が氷晶様に抗議していましたが、彼女は聞くふりをしてリナライトちゃんにGOサインを出し、彼は焼却されました。
「コココ………懲りませんねぇ」
「はっ。まさしく、馬鹿です。」
「やれやれ………氷晶、教室で焚き火は辞めなさい。」
「ごめんなさい。お姉ちゃん。」
「まぁ、司馬驤且だし………ってあなたここの生徒じゃないでしょ!!帰りなさい。」
「はいはい。」
一同「ええ〜!!」
王騎将軍と騰様が話していると氷晶様を注意した水晶様。ふと後者が疑問に思い、前者に言うと一組全員が驚いていました。無理もないけど…………ちなみに、彼女(氷晶)は高校に通っていません。
「…………レオお姉ちゃん……」
「どうしたのロラ。」
「私、疲れちゃったの。」
「無理もないわね………」
「ロラちゃん、顔色悪いわよ。大丈夫?」
「ロラちゃん、大丈夫?」
「レオさん、ロラちゃん熱あるみたいですよ」
「ええ!?」
「ロラちゃん、体力少ないから夏風邪引いたみたいね。」
今日の授業も終わり、私たちは学校の帰りです。水晶様とミトス君が一緒ですが水晶様とミトス君が私の顔色が悪い事に気づきました。ミトス君が言うと倒れた私。正確にはミトス君にもたれかかっているだけですが………。非常に心配なミトス君です。水晶様がそういいました。
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