テイルズ学園
意外な結果(2)
最下位組が開き直ったり、意味不明な事を叫んで投げ飛ばされたり(主にアビシオンとチェスターさん)テストの結果に浮き沈みするなか私は予想外の点数を取って嬉しかったの。ちなみに、水晶様やそのほかの上位陣はというと………
「ロラ、頑張ったわね」
「ロラさんって意外と頭良いんじゃない?」
「でひゃひゃひゃ、俺様ピーンチ。続いて夜の勉強しないかい?ベッドの上……………」
「アホ神子!!!ロラちゃんに変なもの教えるんじゃないよ!!」
「ちょ、しいな!!冗談!!だから海老反りとバックドロップは辞め………ぎゃあぁぁぁぁ!!」
『バキボキバキ!!ドガーン!!』
「まぁ、バカは死なんでしょう。」
「予想外ね…………」
「水晶姉さん、勉強もっかい教えて!!」
「良いわよ。リンク君。」
―――――ロラちゃん、やるわね。
「その調子だ。」
真っ先に言ったのはレオお姉ちゃん。続いてジーニアス君、そして、下品な笑いとともにゼロスさんが言ったのだけどすぐさましいなさんに海老反りとバックドロップを食らって床に突き刺さっていました。予想外と言っているのは水晶様。直後、私に対抗意識を持ったリンク君が教えを請うていました。当然彼女は快諾します。普段はあまり言わないアッシュさんに誉めてもらい私は嬉しかった。
「ンフフフ………やる気無いようですねぇ。騰。」
「ナンパばかりしてるからですよね。王騎様」
「はっ。六大将軍の品位が疑われます。」
「…………………」
―――――ん?彼女は氷晶じゃありませんか。
―――――氷晶ですね
―――――気づかないのかしら?
「こらまて!!水晶!!なんだその目は……」
「哀れみと蔑みの目………………………ってスカートめくろうとしないでよ!!」
「「きゃあ、エッチ〜!!変態〜!!」」
ちなみに王騎様や摎様は上から二十番以内で司馬驤且は下から十八番です。王騎将軍と摎将軍、騰様、水晶様が話していました。司馬驤且の精神に痛恨の一撃……水晶様に至っては哀れみと軽蔑の眼差しを送っていました。ちなみに、この場にいる水晶様は実は双子の妹の氷晶さんで、本来の水晶はリンク君とどこかに行っていました。王騎将軍達はすでに気づいていましたが司馬驤且だけが気づいていません。そして、彼は水晶(実は氷晶)のスカートを捲ろうとしてかわされ、エイルちゃんとリナライトちゃんの胸を揉んで木の蔓で雁字搦めにされた挙げ句頭から床に釘を打つように叩きつけられめり込んでいました。直後、氷晶さんのアイスブレスで氷付けに………こわいよぉ………
「また馬鹿が…………」
「しつけー奴は嫌われるぜ?」
「人のこと言えるか!!アホ神子!!」
「懲りませんね………」
「氷晶、なんの騒ぎ………」
「ゴミ掃除完了よ姉さん。」
「リンク君、あんなのにはならないでね。」
「うん。」
「マスターならいいですよぉ//////」
「エロ驤且、純粋なロラさんを怖がらせるものではありませんよ?」
氷付けになった司馬驤且をみてアッシュさん達がため息をつきます。そして、ゼロスさんが言いますが、説得力は無く、しいなさんに突っ込まれていました。騒ぎを聞きつけて戻ってきた水晶様達。惨状をみて彼女は恋人である、リンク君に言っていました。直後、エイルちゃんがリンク君に抱きつきます。司馬驤且に王騎将軍が言いますが返事はありません。ちなみに、私はミトス君に知らず知らず抱きついていました。
「仲良いな。」
「「あっ//////////」」
「くっそう!!驤且うらやましいぜ!!俺にも触らせてくれ!!」
「嫌ですよぉ〜だ。私はマスターのものですよ〜」
「このスケベ大魔王!!」
「お兄ちゃんなんて大嫌い!!」
木村隼人さんがそんな私たちをみて言うと私たちは慌てました。特に私は赤く染まり、しおらしくしていました。一組のスケベ三大大魔王の一人、チェスターさんがエイルちゃんに突撃しますが、アーチェさんにより轟沈した挙げ句、妹のアミィちゃんの一言で石化していました。ちなみに、エイルちゃんはエイルちゃんで爆弾発言をして、水晶様達は苦笑していました。
「ロラちゃん………」
「なぁに?ミトス君?」
「次も頑張ろうよ」
「うん。//////また、勉強しようね。」
「もちろんだよ。」
「次こそ……負けないよ!」
ミトス君は私に話し掛けて来ると私が首をかしげました。ミトス君は私に勉強の誘いをしてきました。私は赤く染まりながらも快諾します。直後、ライバル意識を持って言ってきたのはリンク君で、彼は彼で水晶様の前で恥ずかしい点数を取りたくないという意識の現れでした。これは水晶様も止めず静閑していました。
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