テイルズ学園
燃えるチーム分け(2)
あの後、騎馬戦組に一組からルナフレアさん、フェニアさん、阿毘姫さん、クレスさん、クロードさん、シオンちゃん、光ラズライトちゃん、アリスタさん(森の擬似精霊)、ショコラちゃんが参戦するの。二組ではジュリアさん、イアさん、雷銅将軍、呉鳳明、ルークさん、ガイさんらが参戦。
「リレーは女子と男子に分かれるんだよね。」
「うん。頑張らなくちゃ。」
「僕もリレーに出るよ。」
「光リンク？君は騎馬戦じゃないのか？」
「時リンクは出るみたいだけど。僕は将軍じゃないしね。」
「私もリレーだよ〜。」
「ロラちゃん、リレー負けでも良いからね。」
「コココ、そうですねぇ。騎馬戦で優勝しますから。」
「そうね。厄介なのは李牧先生と呉鳳明、趙奢大将軍くらいかしら。衣通姫大将軍は知らないし、趙雲将軍も良く知らないけど………独自の兵法で相手してあげるわ。」
一人二種目は必須なので私は二年生女子ブロック対抗リレーと二年生障害物競争に出るの。ミトス君は男子ブロック対抗リレーと借り物競争。光ラズライトちゃんやチェスターさんシオンちゃんは流鏑馬に出場。擬似精霊達専用の二年生擬似精霊ブロック対抗リレーなんてのもあるみたいだね。光ラズライトちゃんは沢山出るんだ………。
「コココ、騎馬戦にはブロック代表戦と団体戦ともに青ブロック優勝候補ですね」
「確かにね。」
「青ブロックに絶対勝てねぇ。貧弱な司馬穣苴大将軍が代表にならん限り………水晶大将軍は防御力高すぎて寄せ付けねぇし………二人は攻撃力高いし………」
「コココ、そんな事は無いですよぉ？」
「…………団体戦は総大将を倒せば終わりですから。」
「ロラ、無理はするなよ。負けてもいい。後は他のメンバー特にアーチェが巻き返してくれる。」
「私、頑張ります。」
「健気だな。」
円陣を組んでいる六将が言っていました。うん。このメンバーで負けるのは難しいかも。ブロック代表戦は司馬穣苴大将軍以外が出陣するみたいだし………。
そんな中私に話しかけて来たのはアッシュさん。私には最下位でも良い頑張れば良いと励ましてくれました。だって、青ブロックのリレーは私以外に、リースさん、ショコラちゃんの高速集団にすずちゃん、アーチェさん、シルフちゃん、レムリアスさんといった超々高速集団がいるから。
「男子のリレーも凄いよ。アンカーは最速の木村隼人さんでほかにアルバフィカさん、クロードさん、クレスさん、ミトス君、時リンクさん、光リンクさんの高速集団だよ。」
「擬似精霊組もやばいぞ。時エイルちゃんに光エイルちゃん、光シーナちゃんにクラリスちゃん、シオンちゃん、ペルセポネちゃんにリナライトちゃん。光組とシオンちゃん意外は駿足ね。」
「先生！！ジェッエンジン都背負って良いですか？」
「駄目に決まっとるだろ！！俺達の目標は全種目優勝だ。」
「ユージーン先生！！騎馬戦絶対無理です！青ブロック凶悪です！！司馬穣苴大将軍ならなんとか勝てるでしょうが、水晶大将軍、王騎大将軍、摎大将軍には絶対勝てません。」
「………」
男子リレー選手も負けてないね。クラス一の駿足、木村隼人さん。小宇宙を使うアルバフィカさんを始めとした最速集団だね。スケベ大魔王の一人チェスターさんが擬似精霊組を見て言います。と10、11、12組(白ブロック)の代表先生、ユージーン先生が目標を言いますがつっこまれていました。ロンメル将軍と李牧大将軍だけでは水晶大将軍等には勝てないと。
「甘い！！修練だ！！」
「コココ、ユージーン先生。我等六将三人集は修練だけでは勝てませんよ？戦歴が違いますからねぇ。水晶大将軍に勝てるのは恐らく居ないでしょう。コココ………。」
「打倒青ブロック！！」
「摎、演習相手になってくれる？」
「晶ちゃん構わないわよ。」
「頑張ろうね。ロラちゃん。」
「うん。そうだね。練習しようよ。」
「そう来なくっちゃ」
ユージーン先生は竹刀を持ち出し、全種目の出場者に大して鬼のような特訓を始めていました。怖いなぁ。青ブロックは代表、クラトス先生。王騎大将軍がユージーン先生に対して冷ややかに言っていました。熱意に燃える白ブロック。鼻で笑う六将四天王。クラトス先生は時に厳しく、時に優しい。厳しいだけのユージーン先生とは大違いだね。
「ちょっ………木村隼人さん、オリンピック記録出てるんですけど………9秒85って……」
「青ブロックは化け物揃いかよ！！」
「俺は退魔士で忍者だからな。」
「私は黄金聖闘士。ユージーン先生、悪いが全種目優勝は不可能だと思って頂きたい。」
「なんて事だ………」
「流石です。隼人さん。」
「さすがだねぇ。まぁ、すずちゃんは女子100m、あたしは200mに出るよ。」
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