テイルズ学園
意外な結果
 私が劣るとはいっても平均点。悪いとはいえないの。ちなみに、ロイド君やリナライトちゃん、エイルちゃん、カイル君、アーチェさんらは最下位組でいつも補講と再試をさせられていました。私は一度だけ受けたことがあるの。インフルエンザで倒れてテスト受けれなかったから……。えっ?それは仕方ない?そうかも……………。その時、お姉ちゃん達も仕方ないと言っていました。無理して行くわけにはいかないし……翌朝………

 「そうそう、ラミィエルさんとルナフレアさん以外は全員他クラスよ。」

 「そうなんだ………女の人ばかりだね……」

 「ルナフレアさんは噂ではアッシュさんと同じ実力をもつそうよ。」

 「そうなんだ…………」

 私とお姉ちゃん達が話しています。ちなみに私は教科書とノートを開いていますがモルお姉ちゃんはゲームをしています。レオお姉ちゃんは呆れていて無視しています。来週のテストは実力テスト。

 「お姉ちゃん………気が散るから向こう行って………」

 「ロラ、勉強は不要よ。実力で行きなさい。」

 「ハイハイ、邪魔よ。」

 「いいところなんだから邪魔をしないで」

 私が勉強していると、モルお姉ちゃんとレオお姉ちゃんが喧嘩を始め、私は仕方なしに部屋を出ます。向かったのはミトス君の部屋でした。結局、その日は私はミトス君の家にいました。
 ゴールデンウイークが明け、そして、テスト当日。
 テストは英語、国語、数学、理科、歴史となっています。

 「テストどうだった?」

 「簡単。簡単。」

 最下位組「…………………」

 「簡単だったよ。」

 「意外と難しかったわ。」

 「お姉ちゃん、寝てたくせに。」

 「いいよ勉強なんていらねぇし。」

 「屑が!!おい、水晶どうした?お前らしくねぇな。」

 「リンク君が静かだから気になってね。」

 テストが終わった後、私達で話しています。簡単と行ってるのはレオお姉ちゃん、シフォンさんにアッシュさん、など成績最優秀組で何時もの最下位組は沈黙していました。まぁ彼らは昨日まで遊んでいたからね。私は出来た方だと思うんだけど。ちなみに、実力テストには補講や再試はないが、内申に響く。

 「確か、優秀発表は明日だよな。」

 「ええ。どうせ、ジーニアス君がトップで次いで水晶さん、アッシュさん、レオさんらが続くんでしょうけど。」

 「まぁね。でも僕が兵法の試験受けたら最下位になるよ。」

 「それは仕方ないよ。多分兵法の試験はトップが水晶さんで次いで司馬驤且、ルナフレアさんにシフォンさん、になるんじゃないかな。」

 「たぶんな。俺が聞いた噂では水晶は独自の兵法を持ってるって噂だ。」

 「僕でも無理だね。」

 「へぇ、ジーニアスでもわからねぇんだ。」

 「当たり前だよ。僕は兵法なんて使えないんだから。」

 アッシュさんが言うと、ディーネさんが言います。そして、ジーニアス君は兵法なら最下位決定だと言います。水晶さんはハイラルが誇る最強の知将。トップになって当たり前です。そこへアッシュさんやフェニアさんが言う。ロイドが言うがジーニアス君が言い返していました。ちなみに私はミトス君とくっついていました。頑張ったんだし、良いかな。そして、テスト返却日。

 「クラストップテンは教室に張り出すよちなみに、最下位もね。」

 「どうせジーニアスがトップだろ。」

 最下位組「まじで!!」

 えっと……クラース先生が休みなので、今日はミラルド先生が来ていて言います。最下位も好評されるんだ(プライバシーの侵害)…………

一位、ジーニアス、レオ 500点
二位、アッシュ 490点
三位、 水晶480点
四位、シフォン 470点
五位、 ゼロス460点
六位、ラミィエル 459点
七位、ショコラ 455点
八位、ロラ 452点
九位、ミトス 440点

 「あれ?ミトス君とロラちゃん入ってるよ。」

 「ほんとだ。」

 「まじかよ。」

 「六位以下ってイレギュラーメンバーだよね……」

 「ロラ、良かったわね。」

 「///////」

 「照れてる照れてる。」

 張り出された名前を見てジーニアス君が気づきました。そう私とミトス君の名前があることに…………それに気づいたゼロスや他の上位メンバーが言います。私とミトス君は休みの間二人で勉強してたもんね。ちなみに最下位は

三十七位、エイル 50点
三十八位、ロイド 45点
三十九位、アーチェ 35点
四十位、ラズライト 15点
四十一位、アビシオン、リース、カイル 0点

 最下位組「……………………」

 「すごい差だな……」

 「お姉ちゃん…勉強教えようか?」

 「うん。お願いする。」

 「リースはまだましだな。勉強の意志があるから。」

 「私に逆らえるものはもう居るまい。」

 「最下位がいばるな!!」

 最下位組は沈黙していました。ちなみに、ワースト5に入っていない最下位組もほとんど変わらない。つまりはどんぐりの背比べです。クロードさんと木村隼人さんがショコラちゃんとリースちゃんの差を見て驚いていました。それに勉強するといったリースちゃんにアッシュさんが言います。威張ってるのはアビシオン。そりゃ最下位だ。下に居るわけがない。カイル君は眠りっています。よく寝るよね。

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あきゅろす。
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