テイルズ学園
パーティー(4)
そういえば、この学園の生徒ってなんだかんだ言ってバーベキューしたがるよね………まぁ、私はミトス君と居れるならそれで………って私……何言ってるのかしら//////。
「ンフフフ、ずいぶん仲良くなりましたねぇ。」
「うん。」
「おっ、やってるやってる。俺も入れてくれ!!」
「ンフフフ、ロイドにコレットですか。良いですよ。司馬穰且以外なら構いませんよ?」
「ロラちゃん、騒がしいから静かなところに移らない?」
「いいよ〜////////」
王騎将軍が私に言うと私は頷くとロイド君がコレットさんを連れて乱入してきました。王騎将軍がOKを出すと彼らも加わります。あまりにも騒がしくなってきて私と話せなくなったミトス君は私を連れて桜並木の中へ………
「そこのお姉さん達!!お茶しませんか?」
「ウインドカーテン!!」
「ファイアーバーストウォール!!」
「フェニックス!!」
「ヒートサイクロン!!」
「えっ?ぎ、ギャアァァァァ!!」
「あ〜あ。二組の馬鹿が焼き肉になってるよ。ってあれ?ミトス達は?」
「あの二人ならあそこに居るよ。」
「焼き肉ですか。しかし、これは食えませんねぇ。」
「司馬穰且と同じ目にあった人が居るわね……………」
「どうもロニが失礼しました。」
二組のロニ・デュナミスがラミィエルさんやアルジーヌさんたちにちょっかいを出してラミィエルさんのウインドカーテン、セラビィさんのファイアーバーストウォール、アルジーヌさんのフェニックスを食らって焼き肉状態に………そんな様子をみてジーニアス君がそうため息を吐きながら呆れ顔で言うとロイド君が串に刺さった肉を食べながら言います。ちなみに真っ黒になったロニをみて王騎将軍と水晶将軍が言うと、直後、ナナリーさんがやってきてロニを強制連行していきました。
「司馬穰且と同じ目に遭った人居るね〜」
「そうだね。」
「ミトス君来てくれてありがとう///」
「ロラちゃん………」
「ミトス//////」
「ロラちゃん似合ってるよ。その服。かわいいよ。」
「あ、ありがとう/////」
「おーい!!お前ら食わねーのか?だったら俺が………」
「ロイド〜だめだよ〜!!」
「「…………………」」
その頃、私とミトス君は仲良く話していました。雑談だけれども私は嬉しかった。だって来てくれたんだもん。そして、ミトス君は私に言うと私は赤くなり恥じらっていました。そんな様子もまた可愛いとミトス君は言う。私達が良いムードなのにその邪魔をするロイド君。それを止めるコレットさん。しかし、ムードぶち壊し。私はどうしていいのか分からず沈黙。それはミトス君も同じでした。
「ロイドが居ると話せないね。」
「うん///////でも一緒に居れるならいいよ〜。」
「ロイド、お前は食ってばかりだな。」
「クラトス先生!!」
「しかし………説得力ありませんねぇ。コココ…………」
「確かにね。」
「魔神剣・水牙!!」
「水晶姉さん?ひょっとしてお酒のんだ?」
「飲んでないわよ。リンク〜」
「わわっ水晶姉さん!!ストップ!!」
一同「呑んだなこれ………」
「た……助け………」
呆れ顔で言うミトス君。私はミトス君の腕に抱きついていました。バカップルの仲間入りかなぁ。食ってばかり居るロイド君。とそこへクラトス先生が現れそう言いますが先生も紙皿片手にお酒をのみながら食べています。説得力のへったくれもありません。とその時、いきなり水晶将軍が魔神剣・水牙を何も無いところへ放つとリンク君が言うと、彼女はリンク君を抱きしめていました。彼女は六大将軍。力もそれなりにあるので彼は抱かれたまま。その時全員が思ったのは誰かが酒を呑ませたと言うことでした。抱きつき魔かなぁ。リンク君が助けを呼ぼうとしますが………あえてスルーしていました。
「水晶が酔うと抱きつき魔になるわね。被害者はリンク君だけど。」
「元々あの二人はバカップルですからねぇ。」
「彼女に呑ませてたのは俺だ。」
「イム〜」
田都以外「誰だ?こいつは」
「明らかに魔物ですねぇ。」
「助けたら懐かれた………」
「田都!!水晶に酒を呑ますな。まだ彼女は未成年だ!!」
摎が言うと王騎将軍も相槌をうつ。そこへ田都が泡盛片手に現れて言う。魔物の少女を連れて…………王騎将軍が言うと彼はそう言っていました。クラトス先生が叱るが先生も日本酒片手で説得力はない。ちなみに私とミトス君はこの間ずっと仲良く話していました。
「あれ?ロラ……居たわ。」
「やっぱりあの二人はお似合いね。」
「そうね…………」
「私が彼にメール打つよりも先に打ってたみたいよ。」
「ロラが?」
「ええ。」
モルお姉ちゃんが私を探すとすぐに私は見つかりました。そして、私の様子を見てレオお姉ちゃんがそう言います。モルお姉ちゃんはさらに言うと驚くレオお姉ちゃん。というより何で知ってるのかなぁ。私の携帯見たのかなぁ。
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