テイルズ学園
パーティー(3)
 「おはようロラちゃん。」

 「おはよーございます!!」

 「コスモス!!帰りなさい!!捜索願出てるから!!」

 一同「なんだって!!」

 「やだね。」

 「コスモスは脱走の名人なの。どんなに閉じこめても隙間から脱走するの。凄いよね…………」

 「どじょうですね………」

 「「いや〜照れるわね〜」」

 「誉めてないわよ。けなしてんの!!」

 ミトス君が私に挨拶すると、直後、私やモルお姉ちゃんにレオお姉ちゃんがびっくりしました。なぜなら、そこにコスモスのメナとエリカが居たからです。即刻追い返そうとするレオお姉ちゃん。そういうとみんな驚いていましたが肝心の二人は無視していました。私がそういうとすずちゃんもそう言います。しかし、普通に驚くのではなく、あわれみと馬鹿にした表情です。扱いはもはや人間ではなく魚扱い…………ふんぞり返った二人だったけれど、すぐにつっこまれていました。確かに、誉められる要素はありません。しばらくして警察を呼び、コスモス姉妹を強制送還していました。コスモスが居なくなり幾分かは静かになり、パーティーが開始されました。
 机の上にはケーキがおいてあり、公園ではバーベキューが水晶軍軍長が炭火を準備していました。

 「「「ロラちゃん、おめでとう!!」」」

 「「おめでとう!!」」

 「おめでとうございます。」

 「ンフフフ。おめでとうございます。」

 「ロラちゃん、これからも頑張ろうね。」

 「「「私(俺)達ははじめましてね/ですわね/よろしくな。」」」

 「あけましておめでとうございます!!」

 「まてまて!おかしいでしょ。誰よ言ったの!!」

 「/////////////////////

 ミトス君やミントさんなどのパーティー出席者が私に祝辞を述べました。後半四人の内独りは水晶様とラミィエルさん、アルジーヌさんにセラビィさん。場違いな事を言っている人を除くと十七人でぴったりなのだけれど最後の独りが誰か分からない。私は嬉しくて赤く恥じらっていました。そんな私の様子にミトス君はストレートだったようです。とりあえずケーキをカットして配ると、水晶様は軍長にリナライトとりあえずユリアを遣いとして送ります。バーベキューの準備が出来たかの事を聞くために……………。

 「水晶様!!バーベキューは準備完了です」

 「ありがとう〜。」

 「水晶様、ミント様、レオ様によろしくお願いします。」

 「わかりました〜。」

 「水晶様〜。準備O.K.だそうですよ〜」

 「ありがとう。ユリアにリナライト。とりあえず、玄関から入ってきなさい。窓からはダメよ。」

 「「はーい」」

 擬似精霊二人はそのことを水晶軍軍長の田都に尋ねると、彼は十分だと二人に伝えると三名によろしくとお伝えしました。そして、その報告を受けた二人は空中を飛び水晶様に報告していました。結局二人は窓から入ろうとして水晶様に怒られていました。

 「ンフフフ………今年は賑やかですねぇ。」

 「そうね。去年は六大将軍だけだったもの。司馬穰且がリナライトを怒らせて薪としてピンナップマグを大量に盗んできたもの。」

 「そんなこともありましたねぇ。」

 「今回は私ら三名だけだもんね。六大将軍は………」

 「ロラちゃん〜差し入れだぜ!!受け取りな。」

 「何かなぁ。」

 「…………………お酒?」

 「ちょっ!!ゼロス!!ロラちゃん未成年!!」

 「何やってんだい!!アホ神子!!」

 王騎将軍が言うと水晶将軍が言います。ちなみに司馬穰且宅から盗んできた大量のピンナップマグはその場で紅蓮の炎に飲まれ消滅。彼は号泣していました。それをしみじみいう王騎将軍と摎将軍。そこへ、ゼロスが差し入れを持って登場し、私に渡しました。私はジュースかなとわくわくしながら開けるとそこには…………『オレンジリキュール』、『パルマコスタワイン』とかかれていました。どっちもお酒です。私は未成年だから飲めない…………。クレームをつけてるのはミトス君です。速攻でしいなさんが乱入。ちなみにお酒は水晶軍軍長達や王騎将軍とその軍長達が回収していました。

 「ンフフフ。これは結構な物を頂きました。」

 「水晶様も飲み…………」

 「水晶さんも未成年ですよ?」

 「すみません………」

 「ん?誰ですか?この肉を焼いている人は。燃えてますよ?」

 「あぅ………私の〜!!」

 「ロラちゃんも楽しそうだね。」

 「バーベキューなんて久しぶりねぇ。」

 「ああ………」

 なんだかんだいって王騎将軍は嬉しそう。酒があるからなぁ。水晶将軍にお酒を薦めようとした軍長田栄。しかし、ミントさんににらまれて目を逸らします。怖い………王騎将軍が焦げている肉を見て言うと、リナライトちゃんが慌てていました。私の様子を見てミトス君が言い、それにたいして私は笑顔で返します。そんなことを言ったのはラミィエルさんにセラビィ君です。

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あきゅろす。
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