テイルズ学園
私の誕生日(5)
「食べさせられたんだね…………」
「多分。」
「自業自得でしょ。」
「ロラは選り好みしないから料理も楽なのよね。」
「えへへ//////」
「悪かったわね。好き嫌い多くて。」
レオお姉ちゃんが言うと、私が頷き、モルお姉ちゃんが言いました。その直後、私に言うレオお姉ちゃん。私ははにかんでいました。その隣でジト目でレオお姉ちゃんを見ているモルお姉ちゃんでした。お姉ちゃん、好き嫌い多いんだよね…………。そのかわり、私は食べれる(痛んだ物以外)ものならなんでも食べられるから………要するに好き嫌いなんてないの。
「そうそう、学園に何人か転入してくるみたいよ」
「また?」
「ハートランド王国からだそうよ。」
「どこの国かしら……………」
「メーサー隊のある国?」
「それ、ラウレル王国とラダトーム王国と対特殊生物自衛隊よ。」
「あっ、そっか…………」
モルお姉ちゃんがそういうとレオお姉ちゃんが答えました。またくるんだ………モルお姉ちゃんは知らない国で私もトンチンカンなことを言っていました。そに答えるレオお姉ちゃん。ハートランド王国自体、私達(レオお姉ちゃん以外)は知らないの。またスケベ大魔王が騒ぎそう…………。まぁいいや。
それより、明日私の誕生日なんだよね。何人来てくれるかなぁ。去年は六大将軍達とお姉ちゃん達とマオさんの九人だったもんね。明日で私、十七歳になるんだ………早いね。
「ロラ!!携帯鳴ってるわよ〜」
「あっ、うん。」
「メール?誰から?」
「えっと………ミトス君。」
「来てくれるって?」
「うん。」
「モル!!鳴ってるわよ!!早くでなさい!!」
「ちょっと!!なんで私だけ言い方違うのよ!!」
「うるさいのよ!!」
私がつぶやいていると、メールが帰ってきて携帯が鳴ります。ミトス君はOKとのこと。そして、モルお姉ちゃんの携帯から第九が流れて(非常にうるさい。)きました。あまりにうるさいからレオお姉ちゃんが怒鳴ります。それに反論したモルお姉ちゃんでしたがレオお姉ちゃんに再び怒られて沈黙しました。
「アーチェさん、水晶将軍、リンク君、王騎将軍、摎将軍、ミントさん、クレスさん、すずちゃん、ジーニアス君、しいなさん、ゼロスさん、OKです。ロイド君、コレットさん、アッシュさん、隼人さん、は無理だそう。チェスターさん、司馬穰且さん、は音信不通。」
「ミトス君と私達を含めると十四人ね。これは大パーティね。ミントさん、ジーニアス君、水晶将軍に料理手伝って貰うわ。」
「了解しました。」
『プルル………』
「はい。何でしょうか。」
「ミントさん、実は…………で料理を手伝って欲しいのだけど…………」
「良いですよ。行きますね。」
『プルル………』
「はい。何ですか?」
「ジーニアス君、実は…………で料理を手伝って欲しいのだけど…………」
「分かったよ。」
『プルル………』
「はいこちら、六大将軍水晶軍団第一大隊軍長、田都だ。」
「水晶将軍はおられますか?」
「少々お待ちを。」
>>>>>>>
「あっ、モルさんどうしたの?」
「あの。実は…………で料理を手伝って欲しいのだけど…………」
「良いわよ。今から行くわね。」
モルお姉ちゃんが参加可能な人を読み上げる。今年は十四人………大パーティだね。私、みんなに愛されてるんだ。それで、レオお姉ちゃんはモルお姉ちゃんに人手不足だから料理の得意な三人に電話するように言うと、モルお姉ちゃんは水晶将軍、ミントさん、ジーニアス君それぞれに電話すると三人ともOKとのことです。
アーチェさんいるから山ほど作らないと足らないんだよね……………。ひとりで三人前食べるのだから……………。 水晶将軍だけ田都軍長経由だね…………
「三人とも良いって。」
「助かるわ。」
『ピンポーン』
「「レオさん、手伝いにきました/きたよ。」」
「ありがとう二人とも。水晶将軍も来てくれるそうよ。」
「「水晶将軍も?」」
「ええ。大パーティだもの。私一人では追いつかなくて…………アーチェさんもいるし。」
「アーチェさんは一人で3kgの牛肉食べきったあと、ラーメン大食いに参加して優勝してたからさ……………」
モルお姉ちゃんがレオお姉ちゃんに言うと、インターホンがなり、ミントさんとジーニアス君がそれぞれ、ガスコンロや道具を持参してくれました。牛肉3kgにラーメン?すごい胃袋だね……………。水晶将軍は現在、リンク君と共にこちらに向かって疾走しています。しかし、食材が足りない。
「モル!!この紙に載ってる食材買ってきて。」
「分かったわ。」
レオお姉ちゃんはモルお姉ちゃんに紙を渡しました。中には必要な食材と量と二万ものお金が入っていました。要するに買いだし係ということです。
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