テイルズ学園
おかえり
ミントさんを怒らせるのが一番怖いの。多分、誰も勝てない………。そういえば、クレスさんに怒っている姿見たことないね〜。
「やっぱり、ラストはミントの“夢は終わらない”だよね」
「当たり前さ。」
「そうだね。」
「なんせ歌唱大会で優勝するほどだもんね。」
「///////////」
「俺は!?」
「ロラちゃんもきれいな声してたけどね〜」
「無視かよ。」
アーチェさんがそう言い、ミトス君とクレスさんが相槌を打ちます。そのあとリースちゃんが言いました。ミントさんは赤くなっていますが、チェスターさんが突っ込みますが無視されていました。そんなにひどいの?
「では…………」
「すごーい。」
「うん。私よりすごいねぇ〜。」
「やっぱり、ミントの歌は何回聞いても素晴らしいよ。」
「間違いねぇな。」
「ショコラさんとロラさんは今回初めてですよね。」
「「はい。/うん。」」
「…………………覚悟したほうがいいですよ。」
「「?」」
ミントさんが歌う。あまりにも上手すぎる。私なんか及ばない………ショコラさんと私は今回初参加ですが………クレスさんが誉め、チェスターさんも頷きます。そのとき、私とショコラさんにすずちゃんが話しかけてきました。なんで覚悟がいるんだろう。ちなみに、運ばれて来た料理はもう空です。現在時刻は午後六時二十分前です。寮の門限はなく、私の門限は午後十一時です。まだまだ大丈夫。
「俺の歌声聞いておけよ………」
「何歌う気だろ?」
「♪♪♪♪♪♪スイカ〜お寿司〜」
『ボエ〜』
一同「グルメレース!!」
「総員たいきゃーく!!」
「逃げろ!!」
「ロラちゃん早く!!抱いていい?」
「えっ?/////////うん////////」
「これはひどい!!」
「こんなの歌じゃないよ〜」
チェスターさんが歌い出す。しかもこれはグルメレース(ニ〇ニ〇動画の)何であるんたろう…………あまりのひどさにアーチェさんが退却命令をだし、荷物を持ちカラオケボックスから脱出。みんな耳をふさいでいます。私はどうしていいのか分からず戸惑っているとミトス君がそう言い、荷物を持った私を抱きかかえて脱出しました。ちなみに、私の伝票はちゃんと払いました。しかし、アーチェさんの分はチェスターさん持ちになります。上からアーチェさん、クレスさん、ミトス君、私、ショコラさんにリースちゃんの順です。
「これはひどかった…………」
「あれは歌とは言わないよ………」
「ロラちゃんどうする?僕達はまだ遊びに行くけど…………」
「私、お土産買って帰るからデパートに……」
「僕はロラちゃんについて行くよ。」
「私もロラちゃんの護衛について行くわ。」
「ショコラ、ロラちゃん任せたわよ〜」
「お姉ちゃん帰んないの?」
「私はまだ帰らないわ。」
カラオケボックスから脱出したあと、クレスさんが私に言いました。私は、そろそろ帰宅の途に着いた方が良いかなぁと思いお土産買って帰ることにしました。すると、ミトス君とショコラさんもついてきてくれるとのことのショコラさんにそう言ったのはリースちゃん。彼女はまだ帰らないつもりらしい。
「じゃあ、ロラちゃん、ミトス、ショコラさんお疲れ様。」
「うん。」
「またね〜。」
私たちがクレスさん達と別れると、デパートに行きました。デパートでは夕飯のおかずを買う人で一杯で私ははぐれないようにミトス君と手をつないでいました。ちょっと恥ずかしいけれど………
「あった。バームクーヘンと、パウンドケーキ。それと明日の朝のパンと………」
「お会計二千四百ルピーになります。」
「はい。」
「ありがとうございました。またお越し下さいませ。」
「ロラちゃんも姉思いなんだね。」
「私、末っ子だから…………気を使うの。お姉ちゃん達は気を使わなくていいって言うんだけど…………」
「ロラちゃんの気持ち分かるよ。僕もそうだし。」
「私も。」
私はデパートでお土産を買うと駅に向かいました。ちなみに、駅に着くまでに二三人ナンパしてきましたがミトス君とショコラさんにより撃沈していました。ミトス君は私をみてそう言います。私がそう答えると、ショコラさんやミトス君も同じだと答えてきました。みんな姉がいます。ちなみに、チェスターさんにはアミィという妹がいて水晶様には氷晶様という妹(一卵性双生児)います。
「ロラちゃん?」
「寝ちゃってるわ。」
「ロラちゃんの荷物は私が持つわ。ミトス君はロラちゃん頼むわね。」
「了解。」
ラバウル行き快速急行に乗ると私疲れがでたのか眠ってしまいました。ウィルガイアの駅に着いた時私はまだ寝ていました。私を抱えたのはミトス君。荷物が崩れないように持って居るのはショコラさんです。
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