テイルズ学園
ハイラルの街〜カラオケ編〜(2)
「みんな上手だね〜私は何歌えばいいのかなぁ」
「ロラちゃんが好きなの歌えばいいよ。」
「私エリアス族だから、モスラ関係多いよ……」
「それはロラちゃんの自由だよ」
「カラオケにルールなし!!!!」
「楽しんだら良いんだよ。」
私がそういうと、ミトス君がいいました。私が歌えるのはほとんどモスラ関係(なにせエリアス族ですから。)ばかり。クレスさんが言うと、威張ったようにいうアーチェさん。珍しくチェスターさんも突っ込みをいれません。ちなみに今歌っているのはリースちゃんでタイトルは月のぬ○もり。この曲も結構さびしくなります。
「私の歌ってほとんどデュエットなんだけどね………」
「そういえばそうだったね。じゃあミントとデュエットしたら?」
「でも歌詞は同じだよ〜。」
「いいじゃねえか。」
「うん。」
「次は僕だな。ロラちゃん迷っているから。」
「OK」
私はそう言いました。みんなが気づきます。それはなぜかというと私の歌は、ほとんどお姉ちゃんと一緒に歌うものが多いからです。ちなみにラストはチェスターさん。その手前がミントさん。私が迷っているのでクレスさんがマイクを取りました。
「いくよ。今日は嗜好を変えて少○時代さ」
「クレス、珍しいなあれを歌うなんて。」
「なんか今日は静かな曲多いね。」
「そうねぇ。でもさすがクレスだね。」
「ああ。」
「どうしたの?ロラちゃん?」
「緊張してきました。」
「気楽に行こうよ。」
少○時代を歌うクレスさん。ちなみに普段は月光○だそうです。さすがに上手い。そう言えば、今日はポルカちゃん、リースちゃん、クレス君と静かな曲が多いね。私の様子に気づいたミトス君が言いました。私は緊張していました。あまりにみんなが上手いから…………………。それに対して気楽にいくように言うのはリースちゃんとショコラちゃん。
「次は今日の本命ロラちゃんだ!!」
「えぇ?私?」
「がんばりましょう。勇気を出して。」
「はい。わかりました。でも長いですよ。」
「いいぜ。」
「うん。」
チェスターさんが指名したのは私。私が戸惑っているとミントさんが励ましてきました。私は背水の陣。もう逃げられない。私は覚悟を決めてマイクを取ります。
そして…………。
ーーーーーがんばらないと。
「「そーらとみーずのあーいだにーあーなたはーまどろむー そーらのあーさむ映す星のみーどーりのだーいちにー モスラ○オ〜」」
「「「「「「「モスラ○オきたー」」」」」」」
「意外とロラちゃん上手いんじゃない?」
「ああ。ミントが手こずってるみたいだしな」
「さすがはエリアス族。」
「ひょっとしたらミントと互角なんじゃない?」
「かもな。」
私とミントがゆっくり歌い始めました。私はこの歌は歌いなれていますがミントさんは少し詰まったりしていました(インファントランド語のイントネーションがあるため)。アーチェさんがそういうとチェスターさんも相槌を打ち、リースちゃんらは驚いていました。そして私とミントが互角だといっているのはチェスターさんです。しかもこの曲は少し長めで、しかもかなりゆっくりとした曲です。しかしながら、カラオケにモスラレオやらモスラの歌、マハラモスラ、聖なる泉があるのは謎である。
「お粗末さまでした。」
「ここまで歌いにくい曲は初めてです。」
「ロラちゃん、もう一曲。」
「えぇ?」
「無理やりはかわいそうですよ。」
「わかったよ〜。…………もの○け姫いきま〜す」
私がそういうとチェスターさんがあんこーるをかけました。ミントさんがそう言いますが、私は仕方なしにもの○け姫を歌いました。
「やっぱりミントと互角だなあ。」
「きれいな歌声してるよ。」
「そうねぇ。」
チェスターさんがそういいました。続いてミトス君、リースちゃんやショコラちゃんが言います。
「お粗末さまでした」
「ロラちゃん、お疲れさまです。はいのど飴。」
「ありがとう〜」
「次は私ですね。」
「すずちゃんか。」
「では、失礼して……。」
「崖の○のポニョか!?」
「意外だな………………………………」
「いつもならあられちゃんとかなんだが」
私が歌い終わるとのど飴をくれたミントさん。私の後はすずちゃんが歌い始めました。チェスターさんは今日は違う歌だなといいました。それに続くアーチェさん。残りは三人。カラオケ大会も終わりに近づいていました。残りは、アーチェさんとミントさん、そして、歌えば、どんな敵でも倒せるチェスターさんです。最後が怖いね〜。彼の怖さを知っているのは私と、ショコラちゃん以外のみんなです。みんなの話しを聞くと、最終兵器と変わらないとの事。怖すぎるよ〜。ちなみに今歌っているのはアーチェさんで、曲はそして僕にできることです。
「どう?あたしの歌は?」
「上手ですよ〜。」
「家事はできねぇけどな。」
「うるさいわねえ。」
「喧嘩はやめる!!」
「「ごめんなさい。/ごめん」」
アーチェさんがそういうと私やショコラさんが言います。それを茶化すチェスターさん。しかしながらすぐにミントさんに黙らされていました。怒らせてはいけない女性の一人です。怒らせるとハイラル王国六大将軍ですら尻尾を巻いて逃げるでしょう。それほど怖いのです。ミントが起こると。私はミトス君にくっついていました。
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