テイルズ学園
ハイラルの街〜カラオケ編〜
 「じゃあ、カラオケいくか!!」

 「そうですねぇ。」

 「さて、今夜は歌い尽くしましょ!!」

 「アホか!!死ぬわ!!」

 「私も一曲歌いたいなぁ。」

 「ロラちゃん歌うなら僕も。」

 「おっけ〜。」

 チェスターさんが言うと、ミントさん達も賛成しました。アーチェさんがふざけますがチェスターさんにつっこまれていました。

 「この店良いんじゃない?」

 「ええ。」

 「アーチェ、一つ言っておくが、こういう所の軽食は高いからむちゃくちゃ頼むなよ。」

 「へいへい。唐揚げ三つとポテチ四つとドリンクとピザ五つと……………」

 「頼みすぎじゃボケ!!」

 「いいじゃん!!」 「自分で払えよそれ。」

 「うっ……………。いいじゃん、別に…………」

 「ミトス君。」

 「どうしたんですか、ロラちゃん?」

 「二人でピザ頼まないかなぁ?」

 「いいよ。」

 ショコラさんがそういうとすずちゃんがOKを出し、入って行きます。そして、アーチェさんに釘を刺すチェスターさんだったけれど、速攻で欲しい食べ物をメモして速攻ハリセンで殴られていました。揚げ物ばっかり……カロリーすごいね…………。そんな中、私とミトス君で話していました。

 「ロラちゃん、こういう店はちょっと高いから、割り勘でいいかな。」

 「うん。いいよ。」

 「ロラちゃんにミトス、高いから頼み過ぎんなよ。」

 「「大丈夫。/です。アーチェさんと違ってたくさん食べないので。」」

 「すっかり仲良くなりましたね。ロラちゃんとミトス君。」

 ミトス君が私に提案します。私はそれにOKを出して、ピザとドリンクを割り勘で注文する事にしました。横から言ったのはチェスターさん。しかし、私達は控えめです。すっかり仲良くなった私達をみてミントさんが言いました。ちなみにこの時、ショコラさんやリースちゃん、ポルカちゃん、すずちゃんは選曲中です。

 「じゃあ注文するよ。」

 クレスさんが呼び出しをしました。

 「注文…………ミトスなんでいるの?」

 「ね、ねぇさま?どうして?」

 「私はここでバイトしてるの。」

 「とりあえず、注文しましょう。」

 「このピザ一人前と飲み物は紅茶二つ。」

 「はーい。はーい。あたしは、唐揚げとポテトとピザ一人前で飲み物コーラ。」

 「ねぇさま………アーチェさんと僕達の分、会計分けてくれる……」

 「分かったわ。って僕達?」

 「僕とロラちゃんの二人で食べるんだ。」

 「/////////////」

 「やっとミトスに恋人が出来たのね〜私はマーテル。よろしくね。ミトスは優しい子だから。」

 「ねぇさま!!!」

 「くすくす、はい伝票、置いておくわね。」

 注文を取りに来た店員はリースちゃんやショコラさんのような緑髪でどことなくミトス君に似ていました。そして、彼は驚きます。なぜなら、姉だったから。ミトス君にお姉さんいたんだ。そんなやり取りの中、私達が注文すると、アーチェさんが大量に注文するとミトス君はお会計別にしてと頼み込んでいました。ミトス君が事情を言うと、ちゃかされ、その間私は真っ赤になっていました。

 「アーチェひとりで二千五百超えか………」

 「やれやれ…………」

 「一番手誰歌う?」

 「俺的にはロラちゃんの歌声聞きたいけど、やっぱりクレスだな。」

 「僕か!?」

 「私、一番手行きます。」

 伝票を見てチェスターさんはため息をついていました。そんなアーチェさんは一番手が誰かと聞いていました。チェスターさんは私といいつつ、クレスさんを指名しましたが、ポルカちゃんがマイクを取りました。

 「一陣の風舞う闇夜の世界〜♪」

 「「「「「この曲ってたしか…………鏡天花じゃ」」」」」

 そう、ポルカちゃんが歌っているのはトラ〇ティベルの主題歌の鏡天花。切ない曲………。なんか悲しくなってきました。

 「いや、ポルカちゃん上手だね。」

 「ありがとうございます。鏡天花だけは自信ありますから。」

 「クレス顔負けだね。」

 「ほんとほんと」

 「まさか、鏡天花歌うなんて………」

 歌い終わると、クレスさんやミトス君、アーチェさんらが褒めます。ポルカちゃんは赤く恥じらっていました。

 「次は僕いくよ。」

 「ロラちゃんの前でも緊張すんなよ。」

 「大丈夫だよ。夜空を駆ける〜流れ星を今〜♪」

 ミトス君が二番手で歌っているのはSt〇rry He〇vens。GC版のシンフォニアの主題歌です。

 「さすがはミトスだが、ミントにはおよばねぇなぁ。」

 「当たり前だよ。プロ顔負けのミントさんに勝てる訳ないよ。」

 「/////////////」

 チェスターさんがそういうとミトス君もそう言い、ミントさんは赤く恥じらっていました。ちょうどそのとき、注文の品が届きました。

 「私行きます。」

 「ショコラちゃんか。楽しみだぜ。」

 「はい♪。さらば地球よ〜旅立つ船は〜宇宙戦艦ヤ〇ト〜♪」

 「宇宙戦艦ヤ〇ト!!」

 「見かけによらずすごいの歌うね………」

 「やるな………」

 ショコラちゃんが歌ったのは宇宙戦艦ヤ〇ト。しかもなかなか上手です。ひょっとして、チェスターさん以外みんな歌うまいのかなぁ。私、カラオケ初めてだからわかんないけど………

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あきゅろす。
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