テイルズ学園
ハイラルの街へ(2)
 「あれ?リースちゃんが2人?」

 「あっ彼女は私の従姉妹です。」

 「そうなんだ。」

 「私は、ショコラ・フライス・フォン・フローラと言います。昨日は風呂を司馬穣且なる人とゼロスという人に覗かれて………びっくりして、重傷負わしてしまいました。あの〜私もいいですか?」

 「いいですよ。私はミント」

 「私はすずです」

 「あたしはアーチェ」

 皆がクレスを待つ間に自己紹介しています。彼女の服装はTシャツで下はハーフパンツ。頭にはリンク君ににた帽子をかぶっていました。かわいい。

 「わたし、ロラって言います。」

 「あのエリアス族の?」

 「はい。」

 「ごめんごめん。うっかり目覚ましの時間まちがえた。」

 「じゃあ行くか。」

 私と話している間にようやくクレスが来ました。そして、出発です。予定より四五分遅れていますが………

 ―――――ふむ、賑やかじゃな。

 ―――――エゼロ、いきなり話しかけるとびっくりするじゃない。

 ―――――すまんすまん。

 ―――――ハイラルの街か……久しぶりだねぇ………。

 ちなみに私達に聞こえないように会話しているのはショコラさんと頭の帽子……エゼロと言うらしい。私達はとりあえず、駅に向かいました。なぜならハイラルの街まで歩くと約半日掛かってしまいます。さすがにそれはきつい。

 「…………ところでですが、先ほどあなたは誰と会話しているのですか?」

 「すずちゃん?」

 「えっ!?聞こえてたの?すごいね。これです。エゼロと言います。たしか、学園二年八組にグフーがいると思います。そいつに呪いを掛けられた方です。」

 ―――――なんということじゃ!!

 「忍者ですから。」

 ショコラさんと話していたエゼロにすずちゃんが気づきました。私にはわからないのに………驚いているのはエゼロと私達(ショコラさん以外。)です。

 「王都ペテルブルグまで八人分の切符をお願いします。」

 「ハイリア王都のペテルブルグですね。お一人様400ルピーですので3200
ルピーになります。」

 「はいよ。」

 「ではこちら切符になります。良い旅を」

 ミントさんが切符売り場で全員の切符を買います。ディーネさんやシフォンさんなら艦上攻撃機を使えば一時間かかるかくらいで行けるでしょう(二人の自宅のあるラバウルからですが。)

 「次は、各停か……パスして……十時十五分にラバウル発快速急行ラブレンヌ行きだな。時間にして……二時間だ。」

 「そうだね〜。ラダトームなら良い店知ってるけれど、ペテルブルグはわからないなぁ。」

 「お姉ちゃん、私はわかりますよ。ある程度ならだけど………」

 『まもなく二番線に参ります電車はラブレンヌ行きの各駅停車でございます。この電車は各駅に止まります。クロックタウン、王都ペテルブルグにはあとの準急が、ラダトームから先ラブレンヌへは後の快速急行が先に到着します。』

 「みんな乗るなよ。時間かかるぞ。」

 「わかってます。」

 チェスターさんが時刻表をみてのる電車を決めていました。それからしばらくして…駅のアナウンスが入りました。ちなみにこウィルガイアには各停から特急まですべて止まります。そして、数分後。

 『まもなく、二番線に参ります電車は、カカリコ村行き準急でございます。この電車は途中、テルアラ、バビログラード、洛陽、クロックタウン、王都ペテルブルグに止まります。クロックタウンから先へは後の快速急行が先に到着します。』

 「ところでポルカさんやロラちゃん達はなに買いに行くの?」

 「私達は服買おうかなと………」

 「なるほどね〜王都だけに綺麗な服売ってそうだもんね。」

 「アーチェさんは?」

 「あたしも服だよ。ついでにカラオケも。」

 今度は準急のアナウンスが入りました。その時、アーチェさんが私達に話しかけて来ました。私達は服を探しに来たと答えます。だって、通販で買った服は一着しかないんだもん。だから、私は今日、五万ルピーほど持ってます。二万くらいは使いたいなぁ。今度は逆に私達が聞くとアーチェさんはそう答えて来ました。ちなみに、もともとレオお姉ちゃんはクレスさん達と遊びに行くのは反対でした。なぜなら彼らは勉強が不得意だからです。要するに、勉強だけの友達をつくれということ。私だって遊びたいし………

 「次の快速急行いつ?」

 「次は、ラブレンヌ行きの快速急行が十時十五分だよ。」

 「後、十分か………」

 「全くクレスのせいだよ。」

 「ごめんごめん。」

 「ショコラ、ロラちゃん達と仲良くね。」

 「大丈夫よ。お姉ちゃん。」

 「よろしくお願いします。」

 クレスが聞くとチェスターが答えます。アーチェさんが怒る。まぁ仕方ありませんが……そして、そんな言い合いやら私とポルカさん達の会話やらで十分が経過します。

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あきゅろす。
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