テイルズ学園
連休前(4)
そして、お姉ちゃん達も帰宅しました。その後ろで爆発が起きたようだけど、私は気にしませんでした。なぜなら……爆発が起こる数分前………………
「クレスさん、明日はどうするんですか?」
「さぁ……どうしよっか。」
「なにも考えてないんですね………」
「クレスらしーぜ!!」
「そういうアンタはどうなのよ!!スケベ大魔王。」
「……わりぃ。ってかアーチェそれは今関係ねぇだろ!!」
クレスさんにミントさん、チェスターさん、アーチェさん、すずちゃんの5人が話しながら歩いていました。
「じゃあ、ポルカちゃんやロラちゃん誘ってハイラルの街遊びに行くってのはどうだい?」
「構いませんが、ポルカさんとロラさんに連絡しないと無理です。それに、私は二人の携帯の電話番号も部屋も知らないです………」
「そっかぁ…とりあえず待ち合わせは寮の入り口でいいよね。」
「そうですね。」
「なんなら私が聞いてみましょうか?私は二人の携帯の電話番号知ってますので。」
「なんで知ってるんだい?すずちゃん。」
「………………忍者ですから。」
クレスが提案しミントは承諾しましたが、彼女は私とポルカちゃんの電話番号を知らないとのことでした。ちなみに私達は全員携帯持っています。便利なんで。横から答えたのはすずちゃんでそれに驚いたクレスが聞きましたが、いつものように答えました。
そこまでは良かったんだけれども問題はアーチェさんとチェスターさんです。
「いつぞや私達を覗いてたでしょうが!!」
「だから最近やってねぇだろ!!」
「どうだかね〜。きゃ〜痴漢に襲われる〜」
「くらえ!!!紅蓮!!凍牙!!疾風!!屠龍!!」
「きゃあ!!やったわね!!エクスプロード!!」『ドカアァァァァァン』
「ぐわぁぁぁ!!」
いつもの喧嘩。それにキレたチェスターが技を連発し、全弾命中。ぶちキレたアーチェがエクスプロードを発動させ、彼はそのまま飛んで行きました。
「アーチェさん!!!付近の住民に迷惑ですよ!!!」
「ごめ………み、ミント?ちょっとストップ!!」
「待ちません!!」
『ドガゴォォォン』
「あう……」
直後、ミントが黒い笑みをみせ、杖を手のひらに当てていました。キレたようです。一旦彼女がこうなると誰にも止められません。その後、アーチェはユニコーンホーンで殴打され地面に口づけする羽目になりました。
「電話するのでしずかにしてください!!」
「ごめんなさい。すずちゃん。」
『ピッピッピッピッピッピッピッピッピッピッビッ』
『トゥルルル………』
「もしもし……?ポルカですけど」
「私です。明日、ミントさんやクレスさん達と朝からハイラルの街に遊びに行きませんか?」
「OK。いいですよ。」
「では明日寮の入り口に九時集合でお願いします。」
「わかりました。」
『プツン』
直後、すずちゃんがまずはポルカへ電話を入れました。状況を説明し、返事を聞くと彼女はOKをだしました。集合場所を教えて電話を切ります。
「どうだった?」
「ポルカさんはOKです。あとはロラさんがOKかどうかを聞かないといけません。」
「頼んだよ。」
クレスさんがすずちゃんに聞くと彼女は説明しました。残りはロラへの連絡だけです。
『ピッピッピッピッピッピッピッピッピッピッビッ』
『トゥルルル………』
「もしもし……?ロラですけど」
「私です。明日、ミントさんやクレスさん達と朝からハイラルの街に遊びに行きませんか?」
「えっ?お姉ちゃんが良いっていえば……。ちょっと聞いてみるねぇ〜」
「わかりました。」
続いて私に電話したすずちゃん。しかし、行って良いのか分からないので私はお姉ちゃんに聞くことにしました。
「お姉ちゃん、明日、クレスさん達と朝からハイラルの街へ遊びに行ってい〜い?」
「まぁ、クレスさんも居ることだし。良いわよ。気をつけて行って来なさい。」
「ロラ、ストレス発散してきなさい。カラオケでも行ってね?」
私がお姉ちゃん達に聞くとレオお姉ちゃんは少し心配しながらもクレスがいるとのことでOKをだし、モルお姉ちゃんはあっさりOKをだします。
「あっ、すずちゃん、OKが出ました。」
「わかりました。では明日朝九時に寮の入り口で集合しましょう。」
「わかりました〜。」
『プツン』
私がOKを出すと、私に集合場所を教えて電話を切ります。
「どうだった?」
「最難関のロラさんもOKです。クレスさんがいるから許可でたみたいです。」
「それだけ心配してるんだよ。」
私に集合場所と時間を伝えると電話を切りました。遊びにいくのは私は久しぶりです。
[*前へ][次へ#]
[戻る]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!