テイルズ学園
連休前
 その直後、リフィル先生により彼ら三人は生徒指導室に強制連行されていきました。三人?残りの二人の疑似精霊は捕まる前にリンク君の指輪に逃げ込みました。

 「「「理不尽だ!!!!」」」

 なぜ、リンクも捕まっていないかと言うと彼は教室の後片付けをしているからです。その頃、初等部では………

 「なんか、降ってきたよ?」

 「人だね〜」

 「そういえば、さっき高等部の校庭で爆発があったらしいよ〜」

 「気合いだ!!気合いだ!!というわけでしばらくやっかいになるぞ」

 ちなみに、アビシオンが落下したのは小学二年生の教室でした。こちらでも騒ぎになっていました。

 「「「バカシオン!!!」」」

 「…………よくぞ私を見つけたな!!褒美を野郎ではないか」

 「野郎はお前だ!!」

 「わーいって1ルピーかよ!!!」

 「早くでなさい!!このロリコン!!!」

 「断じてちがう!!!」

 阿毘姫さん、クロード君、フェニアさんの三人は木村隼人さんの情報を受けすぐさま現場に急行しました。ちなみに、この会話は初等部達には漫才に見えたらしく爆笑していました。そして、再び逃走。またしても鬼ごっこが始まります。

 「くそっ!!!」

 「あはは、私を捕まえて〜!!」

 「気持ちわるいんだよ!!!食らえ!!フェイスガン!!!」

 『ふごー』

 一瞬の光の後、そこに立っていたのは肌が黒く焼け、髪の毛がアフロと化したアビシオンがふらつきながら立っていました。

 「流石に、効いてるよな?」

 「多分な………」

 「グランドダッシャー!!!これでとどめよ!!龍神乱舞!竜王滅衝陣!!!!」

 ふらつきながら逃走をしようとしたがフェニアさんがグランドダッシャーで追い討ちをかけて、最後は秘奥義である竜王滅衝陣でとどめをさしました。

 「この世に…これ以上の力があるとは…………!?」

 そのまま、フェニアさんはアビシオンをひきずって帰ってきました。

 「あんまりにもあんまりだったから絞めてきたわ。」

 「そ、そう………」

 「水晶、」

 「私に何か御用でも?」

 「男って考えてみるだけじゃ分かんないわね〜」

 「はぁ?」

 私にそんなの報告されても…………どうしようもないのだけれど……………
そして、彼女は水晶様を呼び、唐突にいうとすぐさまは理解できないと言わんばかりの表情を見せていました。

 「気をつけなさいよ?なに考えてるのかわからないんだから。」

 「リンク君は大丈夫よ。理解できない隠し事苦手で、直ぐに態度に現れちゃうから。」

 「………それはまぁ………」

 「それならクレスさんもおなじですよ。」

  「若いっていいわね。恋愛も自由でさ……。私のような王族は決められちゃうのよね……」

 「確かにな………」

 「うん。」

 「それは仕方ないわよ国を安泰にするにはね…………」

 「コココ………。ブルーな雰囲気におのろけ雰囲気がぶつかってますねぇ」

 フェニアさんの問いにそう答えた水晶様にミントさん。それをため息つきながら、そういう王族四人(リースちゃん、アッシュ君、フェニアさんにアルディーリアさん)。ちなみに、摎さんも王族ですし、水晶様も実はハイラルに滅ぼされた国の王族ですが本人は覚えてません…………

 −−−−−そういえば、この学校、王族学んでるんだよね………

 「でも、おいしいね。これ……………」

 私とポルカちゃんは揚げパンをのんびり食べいました。明日からゴールデンウイークに入るのでみんななにするのか話しています。

 「そういえば、来週、ゴールデンウイークだよな。」

 「ああ………。」

 「何するか決まってるのか?」

 「僕は勉強かな」

 「私もジーニアス君と同じ。」

 いつの間にか戻ってきたロイド君がクロード君に聞くと一言返しました。ちなみに、ジーニアス君とレオお姉ちゃんは同じことを言いました。

 「水晶姉さんは予定あるの?」

 「ないわよ。………そうだ、リンク君、私と一緒にハイリア湖にでも行く?」

 「さんせー!」

 リンク君が水晶姉さんに聞いていました。彼女は彼を誘っていますね。というより、あの二人は同棲しているから予定はすぐにわかりそう…………

 「あの、ロラさん、ゴールデンウイーク開いてますか?」

 「えっ?どうしたの?」

 「あの、デパートに行かないかなぁと。」

 「いいよ〜」

 そんな頃、私に声をかけてきたのはポルカちゃん。一緒に買い物に行こうとのことです。

 「でひゃひゃひゃ、じゃあ、俺様が保護者代わりに行ってあげ………あがっ!!!」

 「殴るよ!!このアホ神子!!!コンタン見え見えだし、余計に危ないわ!!」

 「殴ってから言うなよ!!妖怪乳デカ暴力鬼女!!!!あいた!!」

 「もっかい殴るよ!!」

 「だから殴ってから言うなよ!!!」

 ゼロスさんが私達にそういうと…後ろからしいなさんに蹴り飛ばされていました。そして、いつもの痴話喧嘩が始まります。ゼロスさんは重傷を負っていますが大でしょう。

 「ロラ、良かったね。遊びにいけるんだから。」

 「レオ、私が着いていったほうがいいかしら。」

 「まぁ、ロラも小学生じゃないし、ポルカちゃんも意外と強いから大丈夫よ。」

 「それもそうね。」

 レオお姉ちゃんとモルお姉ちゃんが話しています。もし、ゼロスがついてくるなら。モルお姉ちゃんも彼の見張りに来るでしょうが………彼は今、尺骨骨折、右足首脱臼の全治、2ヶ月の重傷でしばらくは来れないでしょう。

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