テイルズ学園
新学期
今日は新学期。四月二十三日。
「新しいクラスは二年一組ね。ここかしら?」
私の名前はロラ・エリアス。ハイラル王国の貴族の三女です。そして、私は二年一組の扉を開けた瞬間………
「全てを砕けぇい!!!甘い甘いぞぉ!!」
「うるさ〜い!!!」
「またお前かよペッタンコ!!」
「なんですって!?」
開けた瞬間、阿毘とアビシオン及び、アーチェとチェスターの乱闘騒ぎが起きていて私を掠めアイスニードルが飛んできた。
私は速攻で閉める
「クラス間違えたかしら……」
「「ロラ……入らないの?」」
「あっ、お姉ちゃん……」
「「どうしたの?ロラちゃん。」」
そこへやって来た四人。私の姉のモル・エリアス、と長女のレオ・エリアス。私達は実は三姉妹なんですよ。
後の二人は水晶さんと摎さん。また彼女達と同じクラスなんだ……四人はドアを開けて固まった。
「「ちょっとうるさいから黙らせて来るわね………」」
「「また貴女達ですか!!いい加減にしなさい!!!」」
「くらえっ!!行くぞペッタンコ!!!」
「天光満所に我はあり……黄泉の門開く所に汝あり……出でよ神の雷!!」
「喰らうがいい……見切れると思うな!!!」
「地獄をさ迷いし灯火達よ………地獄の使いが命ず火の雨となりて彼の者に裁きを!!」
「やめなさいと言ってるのが解らないの!!!!!」
摎さんと水晶さんが叫ぶが効かない彼ら。しまいには魔術やらなんやらを放とうとしはじめる。キレた水晶さん。四人の中に入りました。そして………
「聖なる流れに抗って見せよ!!!水皇螺旋撃!!!」
「屠龍!!!」
「インディグネイション!!!」
「エクスプロード!!!」
「シャイン・フレイム・バスター」
『チュドーン!!!!』
「この世に……これ以上の力があるとは!?」
五人の技が一度に発動し教室は損害軽微に非ず大破しました。これがことある毎に起こる…………
「「「はぁ……………」」」
私達はため息しか出ない……もうやってられない……
「またか?」
「まただよ………」
「毎度ながらの惨状だな……」
「確か、シフォンさんから聞いたけど二年一組の教室は4t爆弾の急降下爆撃に耐えられる装甲じゃなかった?」
「なんの騒ぎ?」 騒ぎを聞き付けた連中や、登校してきた生徒達が集まってきました。ちなみに上から、木村隼人、ロイド、マオさんに龍乱さん。4t爆弾って……戦艦や空母じゃないのに…………
「とりあえず……ロラ、怪我人を保健室に運びましょ……」
「そうね。お姉ちゃん。」
―――――またお姉ちゃんと同じクラスなんだ。
「また、お前達か!!後で生徒指導室に来るように!!!」
「私に逆ら……」
「イフリート!!!」
「馬鹿な!!この世に……これ以上(ry」
騒ぎを聞き担任のクラース先生が駆けつけてきた。これだけの爆発で怪我人が六人だけだった(主犯五人ととばっちり一人)のは奇跡である。
「後で学長からの挨拶がある。全員校庭へ出るように。」
ちなみに、私のクラスには二人の姉さん、教室を大破させた主犯五人の他に、ロイド、コレット、ジーニアス、プレセア、ゼロス、しいな、王騎、司馬穣且、リンク、アッシュ、マオ、シルフィ、シフォン、ディーネ、ミント、クレス、紫苑ひかり、木村隼人、ミトスがいます。
色魔が二人いるよ……去年一緒だった龍乱さんは今年は別クラスなんだ………
「やれやれ。これから、学長のはなしか………」
「長いんだよ………しかも同じ話を何回もするしな………」
「それは仕方ないよ。」
学長認知症か(笑)?愚痴ってるのはロイドにアッシュ。珍しくロイドは遅刻していない……ちなみに、教室を吹っ飛ばした五人は現在生徒指導室で厳重注意をくらい、始末書を書かされている。
「ここまでくると腐れ縁だね……」
「おぉ〜可愛いロラちゃん俺様と同じ………あいてっ!!」
「………////////」
「ナンパしてんじゃないわよ!!殴るよ!!!」
「殴ってから言うなよ……妖怪暴力鬼女!!」
「なんですって!!!」
此方も始まったわ……だけど此方は品行方正で回りに被害は出ていない。そして、長い学長の話が…………始まりません。
「学長!!こんな所で寝ないでください。」
寝てたの!?そして、やっと始まった。
「………ZZZZZ」
立ったまま寝ているのが一人います(笑)。言わずと知れたロイドです。ちなみに、終わったのは一時間後
「おい!!起きろ!!屑!!」
「んぁ?」
「学長の話終わったぞ!!俺たちは教室は大破炎上してるから体育館でホームルーム(以下HR)だ。」
寝ているロイドを起こすアッシュ。コレットも側にいる。私は二人の姉さんと一緒です。
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