テイルズ学園
第一次世界大戦勃発！！(2)
王騎大将軍に向かって摎大将軍が言いました。結果はしいなさんの言う通り私達のクラスの一組が圧勝しました。
私は足を捻挫して全く動けなかったので大戦には巻き込まれなかったのが幸いかなぁ……。うん。多分よかったと思うの。私だったら大怪我で済まなかったよね。きっと。
十組の生徒達は伸びていて一部が吐き捨てました。
元々大将軍が四名いる私のクラスに戦いを挑むのが間違ってるきがするの。
「で？なぜ妖闘士がいる？」
「｢我らは十組の生徒だからだ！！｣」
「さて、この半壊したグランドは白ブロックに修理してもらうが……アーチェ、阿毘姫、そして、リナライトお前達は手伝え！！」
｢｢えーっ！？悪いのあっちじゃん！！／なっ……｣｣
「なんで〜？」
「ならば、この惨状を見るといい。悪乗りしてビッグバン(アーチェ)、エクスプロージョン(阿毘姫)、放射熱線(リナライト)を放っていたからだ。拒否すればジャッジメントだ！！」
「｢ハイハイ／へいへい｣」
「水晶様〜手伝って〜」
「しょうがないわねぇ…。」
「返事は一回！」
｢｢ハーイ｣｣
アルバフィカさんが言うと、フリューテとフェルナンドが答えていました。
校庭の惨状を見てため息をついていたクラトス先生が言うとアーチェさん達が目を游がしていました。うん。ビッグバンやらエクスプロージョンやら放射熱線使えば…って、よく半壊で済んだよね…。普通消し飛ぶと思うんだけど。
リナライトちゃんは水晶様に増援を求めて、水晶様は軍団を動員していました。
クラトス先生とアーチェさん達のやりとりどこかの家庭かなぁ…。
｢ロラちゃん大丈夫？｣
｢ちょっと、痛いかなぁ。湿布張って固定してるから歩きにくいの………｣
｢僕が肩貸した方がいいかな｣
｢///////｣
｢ロラちゃん照れてる。｣
｢くそ！！一組のせいでひどい目にあったぜ！！｣
｢まだやる気ですかねぇ？コココ…｣
｢くそっ！！王騎大将軍か！！｣
｢私だけではありませんねぇ。｣
｢なに？｣
｢お前ら最低だ。｣
ミトス君が私に言いました。私は左足が捻挫して全く動かせないのでそう答えるしか無かったの。ミトス君の肩を借りて進む私達の前にボロボロの十組の生徒達が現れて言いました。とそこへ王騎大将軍が現れて言うと、わらわらと私達のクラスの仲間達が現れました。あれ？誰だろう……？
｢五千将の童信じゃないですか…コココ…。｣
｢お、王騎大将軍、クラース先生が探していたぜ｣
｢コココ……。｣
「あぁ、やる気か？」
『ガシャン』
｢く…オーンスタイン…。｣
｢退け。それともこの状況で…やるか？｣
｢関係ねぇ！！やっちまえ！！｣
王騎大将軍の後ろから現れたのは王騎軍五千将の信でした。私がきょとんとしていると伝令を伝えていました。さらに後から現れたのは転入生のオーンスタインさん。なんでも神聖ラピュタ帝国の四騎士らしいの。
そして、再び十組の生徒が私に殴り込んできました。
｢ぐあ！！｣
｢ミトス！！ここは我等が食い止める！！彼女を安全な所へ！｣
｢は、はい！！｣
｢積尺気冥界波！！もう怒ったよー！！フレイムダスト・リトルチアー！！｣
『ドドドドド！！』
｢る、ルクリアまで………｣
｢しつけーやつは嫌われるぜ！？｣
｢これでも……くらえ…ですぅ〜｣
『ドッカーン！！』
オーンスタインさんが見事な槍さばきで十組の生徒を撃退していく。さらに王騎大将軍、信が暴れるとオーンスタインさんがミトス君に指示を出していました。うん、ここにいたら巻き込まれちゃう……。
ルクリアちゃんが駆け付け『積尺気冥界波』、『フレイムダスト・リトルチアー』を放つとゼロスさんが現れて言いました。さらに、火の擬似精霊達とリナライトちゃん達が作り仕掛けられている十組の教室まで押し戻され、そこへ、ペルセポネちゃんが手榴弾を投げ込み爆発させると共に爆弾を起爆。吹き飛ぶ十組の生徒達と教室でした。
｢こんどは十組が吹き飛んだぞ！！｣
｢一組じゃなくて！？｣
｢はうわぁ……｣
｢何があったのかしら……。｣
｢大方、またロラちゃんに殴りかかろうとして一組の連中に阻止されたんだろう…。懲りろよ。流石、バカクラスだな。｣
そんな様子をクラスから見ていた二組の腐れ縁組と諸葛緒が言いました。うん、確かに成績も実力も一組の方が上だもんね。この後、大破した十組のクラスの生徒達全員で復旧させたのは言うまでも無いかなぁ。
｢ロラちゃん、お疲れ様。大丈夫？｣
｢痛みも引いてきてるし……大丈夫かなぁ、と思うの。｣
｢無理はするな。｣
｢はい……。｣
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