暗黒時代
Act.2 赤子
『あっ、京子…先行ってて、職員室に寄る用言われてるから…!!』
「そうなの?分かった、じゃあ後でね、華恋ちゃん」
ヒラヒラと手を振りながら近くの階段を上がって行く京子を見て思い出した…
職員室の場所を知らないわ!!
「俺が案内してやろうか?」
不意に足元から聞こえた声…
下を見ると、スーツを来た赤ん坊が…
「ちゃおっす、結葵華恋だろ?」
Σえっ、名前…何で……
「気にすんな、こっちだぞ」
気にするなと言われても気になる!!
それに、考えてる事がバレバレ…読心術かな…?
「そうだぞ」
!!プライバシーの欠片もないじゃない!!
「着いたぞ」
…早いわね、てか近いわ、職員室…
『あ、ありがとう…』
「マフィアは女には優しくしねぇとな…じゃあな」
そう言って、彼は何処かへ行った…
『あ、名前…聞き忘れちゃった…』
まぁ、また逢うよね…きっと……
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