俺達の生徒会長様! Stage.3 真実と再会と…、 「はぁ…、何で途中で止めたの。」 現在、応接室。 恭弥がブスッとしてる… 何でって…? そりゃあ…、 私が【噛み殺す】って言う前に止めたから? でもね、 『恭弥が…噛み殺すとか言いかけたからに決まってるじゃない!! そんなのダメなんだからねっ!!』 って訳で… 「じゃあ、せめて1分にしたら良いのに… 草食動物を噛み殺せるチャンスだったのに…桜は甘いよ…」 『……恭弥、何か言った?』 ニッコリオーラ(黒笑)で問い掛ける。 すると、 「スイマセン、何もありません、ゴメンナサイ。」 と言ってきた。 土下座までして可愛いっ 『なら良いよ…っと、 入って来なよ、3人。そこに居るんでしょ? 入り辛いんでしょ?私達の所為で。』 「え、気付かなかった…(桜に夢中で…)」 ムスッとした表情をする恭弥を横目に 扉が開いた先の少年達をジッと見る… 『!隼人っ!!』 「!桜!?何でココに…」 「僕の幼馴染で、並盛の生徒会長だからだよ。 やぁ、君たち… 僕は君たちに用はないけど、桜が呼んでって言ったから呼んだんだよ。」 「ひ、雲雀さん…っ この間はゴ、ゴゴゴメンなさいっっ」 恭弥が怖いのか、ブルブルと震えながら恭弥に謝罪してた。 栗色のツンツン頭が特徴的な可愛らしい少年だ。 『…? ねぇ、何したの?恭弥に…』 そう聞くと、 「ははっ、まぁー色々あったのな; な、ツナ、獄寺。」 「う、うん」 「あぁ」 『そっか…、まぁ、恭弥に何かされたら 私に言ってよ。3日間口利いてやんないからさ。』 と冗談交じりに言うと恭弥が、 「な、ちょ…それは嫌。 殴るとかなら良いけど、3日も口聞いてくれないなんて精神的ダメージが…」 ってボソボソ言ってた、 恭弥可愛いっっ!こんな恭弥なら欲しいっ! 「……あの、…呼んだ理由は…」 『久し振りに従弟(イトコ)の隼人を見たかったのよ♪ この学校に居る事を知ったから、 でー、恭弥が沢田君と山本君って言う隼人のお友達の事を知ってたから お世話になっている御礼しなきゃと思ってね』 そう言うと、慌てたように 「そ、そんな… 俺の方が獄寺君にはお世話になってます、 いつも助けて貰ってるし…」 と照れながら言っていた。 この子可愛いっ! 「ははっ、確かに 獄寺はツナの事良く面倒見てるのな♪」 と爽笑しながら言ってた この子は癒し担当ね! 「当たり前っすよ、十代目! 俺は十代目の右腕っすから、当然です!!」 隼人が何度か良く分からない単語を発した… 『…じゅ、じゅうだいめ…?』 と首を傾げて言うと 窓側の方から、 「ボンゴレファミリー十代目ボス候補って事だぞ。 因みにボンゴレファミリーって言うのは、マフィアの事で結構デカイ組織なんだぞ。 ちゃおッス」 と言う声が聞こえた。 後ろを皆で振り返ると 「リボーン!お前何で…」 「ははっ、お前も来てたのな♪小僧」 「リボーンさん!」 「やぁ、赤ん坊…」 って皆が… でも私1人だけ 『誰、あの赤ちゃん… 喋ってるよ、1歳児くらいなのに…』 「…バカ桜、リボーンさんだよ。 十代目の家庭教師だ」 って言われた し、しかも…隼人にバカって言われた! 私がイタリアに留学した時、隼人に何回も勝ってたのに、 その隼人にバカって…!!! 『へー、家庭教師…って、あのリボーン?!』 驚きを隠せなかった、 だってリボーンって超有名じゃない! 「そうだぞ、お前は…時槻 桜だな。 帰国子女で英数国だけは出来るの天才児。 まぁ、元々飲み込みいい奴だったみたいだしな。」 ワォ、あのリボーンが私を知ってたわ! ってかイタリアじゃ…超有名だけどね、私! 「え、何… 桜って僕に逢う前イタリアに居たの?」 『へ?うん』 「桜ってリボーンさん並に有名だったのかよ…」 『隼人なんてスモーキンボムでしょ?プフッ』 「笑うなっ!!//」 「生徒会長さんって凄かったんだ…」 『リボーンさん程でもないわよー』 「スタイルも良いのな、完璧なのな!」 『照れるなー、あはっ♪』 「「「「「(可愛い…//)」」」」」 現在ここまで。 【2009/03/25制作】 [*前へ] |