[携帯モード] [URL送信]

俺達の生徒会長様!
Stage.2 愛故の行動…?

『きょーやーっっ!!!』
バーンと応接室の扉を開けては遠慮なく入って来た桜

「何、ってか…
ちゃんと静かに入って来てよ」

『煩ァいッ!!

ねぇ、ちょっと1年に従弟(イトコ)が居るかもなの。
調べてくれない?顔とかそっくりだったからそうだと思うんだけど…、』
んーと唸りながら喋っていく…

従弟?
従弟って親戚類だよね…、
でも、桜は結構可愛いから…
もしソイツが桜の事好きなら

噛み殺す

「そう、で…その従弟の特徴は?
髪型とか…名前とか、」
渋々と言った感じで机に向う僕…、
桜の願いを聞かない訳にもいかないしね…。

『えぇーっとねー、
銀髪よ、銀髪。短めの。
シャマルみたいなヘアスタイルだったわ。
でー…、綺麗な翡翠色の目よ。きっと。

名前は、獄寺隼人よ。
ソックリだったんだから!』
身振り手振りで僕に伝えようと必死な姿は結構可愛かった…

「……ねぇ、それ
ソックリじゃなくて本人じゃない?
この学校に獄寺 隼人は居るから。

この間、沢田 綱吉と山本 武で応接室に来てたしね。
噛み殺したけど…

ボソリと言うと、

『何だってぇぇぇー!?!??!
隼人居るのっ!?クラスは!てか、呼び出しなさい!
その…、山本って子と沢田って子も!
今すぐにっ…!!』

「…はぁ…、分かったよ。
ちょっと待ってて…」
そう言って、学ランを翻し応接室から出ようとすると…

『恭弥だけだと、最後に噛み殺すとか言いそうだから、
私も行くっ!』

「ココに居なよ…、」
と言い残し桜を放って行こうとすると
クイッ…と服を掴まれた…

『恭弥ぁ…、ダメェ……?』
とウルウルした目で僕を見上げて来た…、
そんな顔で見ないでよ…//

「……仕方ないから、着いて来なよ……//」
そう言って耳まで真っ赤な顔を隠すように早々と歩いて行く

『ちょ、待ってよ!』



.

[*前へ][次へ#]

あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!