君達との出会い
来客
『……気になったんだけどさ。ツナ…何で僕に敬語使うの?』
「え?それは…………何か逆らえないって言うか……何て言うか…」
『……年上に見える?』
「え?違うんですか?」
『………僕は、君と同じ中学2年だよ?序にわかってると思うけど、女だし?』
「「「「……………え?」」」」
『4人でハモるな!!』
そんなに老けて見えるのかな?
『そうか……老けて見えるんだね?はぁ〜。傷付く……』
「ち、違いますよ!!…ただ、その…キ、キレイだし、大人っぽいから…///////」
『そぉ……それなら良かった。///』
沈黙……
急に誰も喋らなくなった。
ドサドサッ! ガンッ!
上から物音がした。
「な、何!?」
『……さぁ?見てくるよ。』
まさか、この家にドロボーが…有り得る。
「………この家、君以外いないんだよね?」
『ん?うん。』
「では、何故上から物音が…」
再び沈黙……
『……はぁ〜。行って来る。』
「あ、俺も行きます!」
『うん。…じゃぁ、見てくるから大人しくしててね?』
「あれ?さっきの音、2階じゃないのかな?」
『多分…3階だと思うよ。』
「え!?な、何でですか?」
『考えてみなよ?上から音がしたけど、然程大きくなかった。つなり、1階と少しだ距離がある証拠。』
「あぁ、なるほど。」
階段を上がり3階に来た。
『リビングにいて、真上から物音がしたから…多分、書斎だね。』
「しょ、書斎…」
ガチャ
書斎の扉を開け僕が目にしたのは…
『……………ボンゴレ……プリーモ?』
「んなー!!?何で!?どうなってんのー!?」
「…また、会えたな。デーチモ」
「………」
「ふぅ〜。お久しぶりですね…ボンゴレ」
自警団であるボンゴレを造った初代ボンゴレファミリーボス、ジョット
ジョットの雲の守護者にして初代門外顧問ボス、孤高の浮雲と謳われた、アラウディ
虹の呪いを受けた呪われた赤ん坊、赤いおしゃぶりを守る、弾丸をも素手で受け止める憲法の達人、風
………だった。
「10代目ー!!どうしたんs……!!」
さっきの悲鳴を聞いて隼人達が上がってきた。
「此は一体…」
「どういうこと?」
息ぴったり?
『…………で?どうして既に死んでるはずのボンゴレプリーモ達が此処に居るの?それに…風の姿…いや、ツナ達が此処に居るのもどうして?』
殺気を出しながらプリーモに聞いてみた。
「……殺気を出すのは止めろ。それに、ジョットで構わない」
『良いから、説明しろよ…プ・リ・イ・モ!!』
「…………(泣)」
あ、泣き出した。
「ップ…っくくく」
アラウディ…笑ってる
「おや、おや」
呆れられてる
『……さっさと説明しないと[ジョット]って呼んであげないよ?』
「そうだな…まず、デーチモに謝らねばならないな。……D・スペードがすまなかった。」
ツナに謝りたかっだたけ?
「え!?そ、そんな良いですよ!!…それより、この状況を説明してください。」
「うむ、そうだな。…デーチいや、綱吉達を此処に連れてきたのは、俺だ。…そして俺も異世界で少し生活がしてみたかったので来たんだが………その時、傍にいたアラウディを巻き込んでしまった。」
『ふーん。じゃぁ、風は?』
またまた沈黙………
『おい、コラ説明しろよ!』
「…鉄の帽子の男ですよ。彼が私だけ此方の世界にと、一時的に呪いを解いてね。」
『ふーん。あの男がね……ん?でも、異世界で生活って、この世界じゃ君達マンガで有名だから…大変なんじゃ』
「その事は問題ない。俺達がこの世界にいる間は、俺達に関する物は全て消してある。」
『!!あ、マンガが消えてる…』
僕の机の上に置いてあったはずのREBORN!がマルッと無くなっていた。
『僕のREBORN!が…』
「気にするな。俺達が帰れば直ぐに戻ってくる。」
プリーモの発言にカっとなった。
『あ゛ぁ?僕は仕事の合間に読むREBORN!が好きなんだ!!(ギロッ)』
殺気混じりに睨んだら
「!!……………(泣)」
また泣き出した。
*Pronext#
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