[携帯モード] [URL送信]

MAGI☆NIGHT〜Making Good Relations,OK?〜
第351話 成果無し




◆◆◆


《悠久の絆‐店内‐》


勇人「ホンットどいつもこいつも薄情な奴等だっ!!」


ダンッ!!と大きな音を経てながら、勇人はグラスをカウンターテーブルに叩き付けた。


セバスチャン「ずいぶん荒れてますね……」


あれから数日。
そして今は夜だ。
そして店のカウンターで酒をかっ食らっていた勇人は、飲まなきゃやってられっか!と言わんばかりに叫ぶ。


勇人「だってよー…どいつもこいつも手伝ってくれねーんだぜ? ありえなくね? ……あ、ウォッカ、ロックで」

セバスチャン「ハイハイ」


空になったグラスに、セバスチャンが酒を注ぐ。
そして直ぐ様勇人は酒を飲んだ。


勇人「安心院なじみは何処にいるかわかんねーし、今の俺じゃ学園都市に入るのは難しいから、呪い解く宛がねーし。戦力集めようにも『仮面の軍勢‐ヴァイザード‐』は尸魂界に行きたくねーって言うし、タカミチは仕事でいねーし、エヴァも暫く放っておいたせいか拗ねて協力してくんねーし、兵部京介も手ぇ貸してくんねーし、不二子は起きねーし………」


友達って、仲間って、一体なんだローな?
ちょっと遠い目をしてしまう。
とにかく、戦力は確保出来ず、呪いを解くことも出来ない。


勇人「……アイツ等を鍛えるしかねーか」


もうそれしか尸魂界で探索する道はねーだろうな。



.

[次へ#]

1/2ページ

[戻る]


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!