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MAGI☆NIGHT〜Making Good Relations,OK?〜
第281話 リトルバスターズVSザスティン





勇人「一応、死んだり大怪我したりしないように、ここら一帯に結界張ったから。存分に暴れるといい」

恭介達に面倒事を押し付けて、既に高見の見物を決め付けてる勇人は、公園に設置されてあるベンチにドッカリと座った。
自販機で買ったコーラの蓋を開けて、グビッと飲む。
完全に鑑賞モードである。
そんな勇人を見て既に疲れた顔をする理樹達。


ザスティン「地求人風情が何人相手で来ようと問題はない……纏めてかかって来い!」

恭介「地球人風情か……」


先程のララという少女の発言から察するに、たぶん地球外に住んでる者……つまりは宇宙人ということなのだろうなぁと、なんとなく理樹達はそう思った。
確かに地球人も宇宙へ行ける時代にはなったが、それは軍人等で訓練を受けた者だけであり、誰でも気軽に宇宙へ行けるほど、地球の技術は進んではいない。
だから、宇宙人などという存在がいると言われても、信じることなど出来ないだろう。
普通なら。
だが、勇人と長い付き合いの理樹達は、「まぁ、勇人だしなぁ」と簡単に納得し、信じた。
鳳凰学園で始めて出会った新参のリトルバスターズでさえ、特に疑わずに信じる。
学園で散々勇人自身やその周りにいる奇人変人怪人超人達を見てきた故か、不可思議な存在や事象に出会しても、「へぇ、そんなのあるんだ」程度のものである。
感覚が麻痺しているのだろう。
だが、それくらい気楽でなければ、あの学園やこの初音島では生きていけない。
神経が持たないのだ。
一々驚いていられない。


理樹「えぇと……どうしようか?」


理樹が恭介を見てそう言った。
いや、理樹だけではない。
鈴が、謙吾が、真人が、小毬が、葉留佳が、美魚が、古式が、唯湖が……皆が恭介の指示を待っていた。
そんな皆の視線に恭介は頷き、


恭介「よし、それじゃあ…ミッションスタートだっ! あの剣士相手に、俺たちの修業の成果を試すぞ!」

リトルバスターズ『おう!』



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あきゅろす。
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