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MAGI☆NIGHT〜Making Good Relations,OK?〜
第245話 ミッションスタート





◆◆◆



《鳳凰学園‐生徒会室本部‐》


勇人「―――よし、全員揃ったな」


残りのリトルバスターズが後からやって来て、ここに、生徒会特別執行部が勢揃いした。
今日から、彼等の仕事が始まる。



恭介「で……俺達は何すればいいんだ?」

勇人「そうだな…お前らは、今日から運動部を視察してきてくれ」

美魚「運動部……ですか?」

勇人「ああ。どうにも最近、良い噂の聞かない部が増えてきてな。その確認次いでに、全部の部活を視察することにした」

唯湖「それの噂が正しいのか、ただの噂か確かめろ…ということか」


コクリと頷き肯定する。
まぁ、内部調査みたいなものだ。
バレてしまえば隠されてしまう。
つまりは、内密に行わなければいけない。
普通の生徒会執行部がやればすぐにバレてしまうかもしれないし、勇人が動けば目立ちすぎるから、だから"特別執行部"であるリトルバスターズに頼むのだ。
正式に出来たばかりの、まだ活動内容が未鮮明になっている今が、噂にメスを入れるチャンスなのだ。
ちなみに、生徒会本部に所属しているルルーシュやアリシア達は、文化系の部活を視察している。


真人「なんか、思ったよりも普通だな」

勇人「そりゃ、基本やるのは生徒会の雑用だからな……ほらよ」


勇人が恭介達に手渡したその紙には、構内の地図と、部活動の場所・名前が記されていた。
しかし数が多い。パッと見ただけでも30はある。


鈴「これを今日中に回るのか……?」

勇人「別に今日中に回る必要はねーよ、急ぐ仕事ってわけでもねーし。俺も用事あるし」


効率よく回るために、何人かに別れて回ることにした。


勇人「約束があるから、俺は剣道部とか道場辺りを見回る。後はお前らが回ってくれ」


手分けして回れば、今日中でもかなりの数を見回れるだろう。
まぁ、この学園には文化系運動系を問わず、様々な荒唐無稽な部活が無意味に多い。
……これでも大分数を減らしたのだが、それでも可笑しな部活が新たに設立していくのが後を断たない。
自由な校風がそうさせるのかもしれないが。


勇人「そんじゃ、生徒会業務を始めるぞ。恭介、いつもの頼むわ」

恭介「おう。………では、ミッションスタートだ!」


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