MAGI☆NIGHT〜Making Good Relations,OK?〜
第161話 レッド・シャーク
◆◆◆
《東京都-港-》
勇人「……やれやれ、ようやく片付いたか」
セバスチャンが手に入れた情報で、次元海賊団レッド・シャークが根城としていたアジトを突き止め、勇人はアジトへ侵入。
単体で次元海賊団を一網打尽にし、捕縛した。
空は既に暗くなっており、時刻は既に夜である。
この海賊団をクロノに引き渡そうかと、携帯を取り出す勇人を見ながら、バインドで捕縛された海賊団は、
「くくく……テメェ終わったぜ、完全に我ら“レッド・シャーク”を敵にまわしたぞ」
「今に次元世界中に散らばる“レッド・シャーク”がテメェを殺しにくるだろうぜ」
なんて、負け惜しみの常套句をほざき出す。
そんな雑魚どもを勇人は一瞥し、
勇人「知るかよ、終わったのはテメェらだ。俺は管理局員じゃねーからな、テメェらが何処で何してよーが興味はねぇ」
言って、勇人は喋る海賊達の顔面を踏み倒して気絶させ、携帯電話でクロノを呼び出し、港を後にする。
勇人「チッ……もうこんな時間か」
携帯のディスプレイに浮かぶ時間を確認する勇人は、舌打ちしつつ空を見上げた。
勇人「リング争奪戦に間に合わんな……ま、行くだけ行ってみるか」
◆◆◆
《鳳凰学園-グラウンド-》
砂煙が舞うグラウンドにたどり着いた勇人は、グラウンドの有り様を見て軽く息を吐きながら、
勇人「……もう終わっちまったか」
なんて言った。
グラウンドにはボロボロになって倒れている学園の中学生達が、救急車で運ばれようとしているところである。
勇人「XANXUSを無事に倒したか……ま、これで厄介事が1つ減ったな」
様子を見に来た勇人は、リング争奪戦のケリが着いたことを確認し、学園を後にする。
勇人「初音島の問題としては、後はアカシャの蛇か……」
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