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MAGI☆NIGHT〜Making Good Relations,OK?〜
第135話 城の中





◆◆◆



《14の部屋》




ハヤテ「なんだか、着いた早々に賑やかですね」



声を上げる樹達の声を聴きながら、ハヤテ達は優雅にティータイムを満喫していた。




ハヤテ「それにしても、大きなお城ですよねー。三千院家のお城と大して変わらないんじゃないですか?」


ナギ「まぁ、勇人もかなりの財産を所持しているからな」


伊澄「聴いた話だと、国家予算ですら雀の涙と言ってしまうほどお金をお持ちだとか……」


ハヤテ「Σ一体どんな大富豪なんですか………」





と、ハヤテ達がお茶を飲みながら雑談する中、






咲夜「で、自分どーするん? 勇人が気ぃ利かせてくれたんかしらんけど、ベッド二つしかないで?」


ワタル「Σべ、別にどうもしねぇよっ!?」/////





ハヤテ達には聴こえないようにヒソヒソと、咲夜はワタルをからかって遊び、ワタルは何を妄想しているのか、顔を赤くしていた。






◆◆◆



《大広間》




純一「なぁ、何でこんな城の中に映画館とかゲーセンとかがあるんだ?」


ルルーシュ「勇人曰く、遊技場は必要だとか言っていたが」


杏「遊技場ってレベルじゃないでしょ、此所……」






映画館、ゲーセン、卓球、麻雀、ビリヤード、スポーツマシン、温泉等々、とてもお城に設置するものとは思えないものばかりである。





椋「あの、その勇人くんは今、何処に……?」


杏「そーいや、部屋に荷物置いてから見かけないわね」


純一「これからどーするかを決めたいからなぁ」


杉並「まぁ、遊ぶ時間は限られてるからな!」


純一「……………………」


杉並「……………………」


純一「……………………」


杉並「…………………?」


純一「……いつの間に現れた、とかもう突っ込まないからな」


杉並「そうか、それは残念だ」




「ククク……」と笑いを噛み殺しながら、突然現れた杉並は、また突然に去っていった。





杏「アイツ、何しに現れたの……?」


椋「さ、さぁ………?」






◆◆◆



《1の部屋》




そして噂の勇人は、今一人の女と一緒に居て、その女と現在2人っきり。



他のみんなは、荷物を置いてから城の中を探索している。







勇人「さて、それじゃあ事情を聴かせてもらおうか……?」


???「…………………」





少し前に勇人が路地裏で拾って帰ってきた女性……英霊-サーヴァント-は事の詳細を話すため、今まで閉じていた口を開いた。







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あきゅろす。
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