MAGI☆NIGHT〜Making Good Relations,OK?〜
第１３３話 無人島
◆◆◆
《無人島-勇人の島-》
バスで港へ行き、そこで勇人が所持している大型船(…見た目的にタイタニック号…)に乗って辿り着いた無人島。
その無人島に建っている大きな屋敷……否、これは屋敷と呼ぶようなものではない。
秀吉「………城じゃな」
準「どう見てもお城よね……」
それはとても別荘というような屋敷ではなく、中世のヨーロッパとかのファンタジーな世界で見掛けるような馬鹿デカイ城だった。
勇人「何やってんだ？ 速く入れよ」
みんなポカーンと、城門前で立ち止まっている中、この城と島の所有者である勇人は、何の気なしに門を潜って先に行く。
他のみんなも、慌てて勇人に付いていった。
◆◆◆
《別荘という名の城》
勇人「ま、取り敢えず部屋割りだな」
この馬鹿デカイ城に、未だポカーンとしている皆を置いて、勇人は自分の荷物を、この城に居る使用人と思われる者に手渡して、
勇人「一応自由に部屋割りを決めてもらって構わねぇが、どうする？」
「ラバーズで相部屋も構わねぇぜ？」という勇人の言葉に、
シア「あ、あの……稟くん…………」/////
楓「悠希くん、良ければ…その………」/////
ナギ「ハヤテ………」/////
と、目の色を変えて何人かの女子達が、自分の惚れている男達を相部屋にしようと動く。
稟「い、いやぁ、俺は……」
ハヤテ「僕達は、その……」
純一「かったりぃな……男女別でよくないか？」
勇人「お前ら、まさか女の誘いを断るのか？ そんなに同性がいいのか？ ホモなのか？」
純一&稟&ハヤテ『断じて違う!!』
準「ねぇ雄真〜。私、雄真と一緒がいい〜」
雄真「お前、男だろーが…」
準「別に男でもいいじゃなーい、こんなに愛してるのに〜♪」
木下秀吉同様、もはや第三の性別としか呼べない男の娘……渡良瀬準に迫られている雄真や、自称婚約者にアイアンクローで迫られている坂本雄二やらがいるが、
恭介「なんならクジで決めるか？」
と、恭介がそんな空気を無視して、何処からともなく紐クジを取り出した。
みんなは、まぁそれでいいか、と言って各々クジを引くが、
勇人「……恭介」
恭介「ん？」
勇人「もしかしなくても、細工してるよな……？」
恭介「……さて、な」
そして部屋割りが決められた。
樹「Σ何でだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」
八輔「こんなに女子が大勢いるのにぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!」
部屋は１５に別けられている。
１の部屋
神爪勇人
霧羽香澄
霧羽明日美
鷺澤頼子
霧谷希
白河ことり
キキョウ
ネリネ
マリア
桂ヒナギク
秋山澪
？？？
２の部屋
ルルーシュ・ランペルージ
Ｃ．Ｃ．
３の部屋
セバスチャン・ミカエリス
レン
木戸高志
猫太流
ユーストマ
フォーベジィ
４の部屋
高町なのは
フェイト・Ｔ・ハラオウン
アリシア・テスタロッサ
アルフ
月村すずか
アリサ・バニングス
イヴ・ルナティーク
５の部屋
八神はやて
シグナム
ヴィータ
シャマル
ザフィーラ
リインフォース
リインフォース・ツヴァイ
６の部屋
朝倉純一
朝倉音夢
芳乃さくら
胡ノ宮環
７の部屋
天枷美春
月城アリス
水越眞子
水越萌
時雨亜沙
カレハ
麻弓＝タイム
木下優子
霧島翔子
島田美波
８の部屋
剣儀烏哭
森川智子
佐伯加奈子
９の部屋
土見稟
リシアンサス
リコリス
八重桜
１０の部屋
神城悠希
芙蓉楓
１１の部屋
緑葉樹
杉並
田端
吉井明久
坂本雄二
木下秀吉
土屋康太
河野貴明
向坂雄二
折原臨也
１２の部屋
棗恭介
直枝理樹
宮沢謙吾
井ノ原真人
小日向雄真
渡良瀬準
高溝八輔
結城梨斗
猿山ケンイチ
岸谷新羅
平和島静雄
１３の部屋
棗鈴
神北小毬
三枝葉留佳
能美クドリャフカ
来ヶ谷唯子
西園美魚
古式みゆき
西連寺春菜
籾岡里紗
沢田未央
古手川唯
１４の部屋
綾崎ハヤテ
三千院ナギ
鷺ノ宮伊澄
愛沢咲夜
橘ワタル
１５の部屋
花菱美希
瀬川泉
朝風理沙
平沢唯
琴吹紬
田井中律
藤林杏
藤林椋
向坂「何でこんなに、人数に差があるんだよ!?」
雄真「しかも、まるで仕組まれたかのような組み合わせだしな」
樹「これだけの美少女達がいながら、何で野郎ばかりなんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
勇人「……謀ったな、恭介」
恭介「さぁな♪」
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