MAGI☆NIGHT〜Making Good Relations,OK?〜
第122話 対決!!
◆◆◆
《グラウンド》
そして時は流れて行き……ついに試合する日が訪れた。
だが、みんな(一部を除き)緊張しているのか、ガチガチになっている。
勇人「お前ら」
勇人の声に、みんなは視線を勇人に向けた。
勇人「……勝つぞ」
しん…と、静まり返る。
小毬「うん、ガンバロ〜」
葉留佳「そうだねー、張り切っていきまっしょー!」
クド「がんばるのですっ!!」
美魚「……頑張ってください」
理樹「うん!」
みんなの空気が変わった。
唯湖「ふ……」
謙吾「言われるまでもない!」
古式「頑張りましょう」
真人「おっしゃあ、気合い入れて行くぜっ!!」
まぁ、最初っから緊張なんざ微塵もしてない奴らもいるが。
勇人「……って、そういや、対戦相手って誰なんだ?」
恭介「うちの学校の新設硬式野球部が相手だ」
勇人「あぁ…確か、合併した西浦高校野球部の、全員一年生ってやつか」
恭介「そうだ。つーか勇人、霧谷は来てないのか?」
勇人「一応声をかけた。ま、来るかどうかは分からねーけど」
結局練習もあんまり来てなかった霧谷希。
店を開けっ放しにしとくわけにもいかんからなぁ…。
まぁ、店長がサボり気味だ。更に店員の数も足りない。
早々にバイトを募集する必要がある。が、今はその話はいいだろう。
恭介「……おいでなすったぜ」
恭介が顎で指す方に、相手チームの面々が姿を現していた。
勇人「……さぁ、準備はいいか、野郎ども?」
恭介「おう」
葉留佳「了解ッス!!」
小毬「お〜」
美魚「……わかりました」
クド「いきましょうっ」
唯湖「うむ」
古式「……はいっ」
真人「へっ、やってやるかっ」
謙吾「ヒーローインタビューは、俺のものだっ!!」
鈴「理樹」
理樹「え?」
鈴「頑張るぞ」
理樹「うん!」
[次へ#]
[戻る]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!