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貴方の腕の中


「………はぁ」

「どうしたんだ、ルーク?」

一昨日にヴァンが来てからずっと上の空なのだ。
急にため息をついたかと思うと幸せそうに笑う。
このルークの奇っ怪な行動にファブレ公爵邸の使用人たちは首を傾げていたのだ。そこで執事長にその理由を探るべく頼まれたのだ。

「ヴァン師匠の胸板って良いよなぁ」

「…………はっ?」

「だからさ、ヴァン師匠の胸板って凄く良いよなぁ」

「………………」

キャーキャー言いながらヴァンの胸板について語り出したルークにガイは言葉を無くしたのだった。

後日、ヴァン揺将の胸に嬉しそうに顔を擦り寄せるルークが居たらしい。


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胸板の話。
ヴァンの胸板にすりすりしてるルークって可愛いですよね。





あきゅろす。
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