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-惟神の道--
家庭祭祀

家庭祭祀というのは各家庭に祀(まつ)られている神棚を中心とした祭りのことです。

家庭は、いうまでもなく一家の生活のよりどころであり、その生活態度によっては、人生を幸福にも不幸にもする重要な基盤なんですよね。
家庭祭祀は、こうした家庭の安泰や幸福を願うためのもので、随時または日常的に執り行っても構いません。
それには、何よりもまず神棚を拝むことから始まりますが、これを神拝(しんぱい)といいます。
神拝は一般的には朝拝といって、早朝に行なわれることが多いのです。
朝拝をするためには朝早く起きて、顔を洗い口をすすいで心身を清めます。

そして神棚に向かい神や祖先の霊を拝して今日までの無事を感謝しまた、今日1日の無事であることを祈るのです。

家庭祭祀の中心である神棚は、最も神聖なところとなるので、清浄で静かなところを選びます。神棚の向きは、南向きか東向きになるようにします。

なお神拝の方法は神社参拝と同様に二拝二拍手一拝ですが(*の参拝の仕方を参考にして下さい。)

なお参考として一般的な神拝詞(しんぱいし)を掲げときます。

【神拝詞】
『掛けましくも畏き(かけましもかしこき)
天照大御神(あまてらすおおみかみ)
産土大神(うぶすなのおおみかみ)
天地諸々の大神たちの(あめつちもろもろの、おおかみたち、の)
大前を拝み奉り慎み(おおまえをおろがみたてまつりつつしみ)
敬いも白さく(うやまいも、もうさく)
万の禍事(よろずのまがごと)
罪穢れあらむをば(つみけがれ…)
祓い清めて(はらいきよめて)
心にかかる雲もなく(こころにかかるくももなく)
大神等の御教えのまにまに(おおかみたちのみおしえのまにまに)
直き正しき真心もちて(なおきただしき…)
誠の道に違うことなく(まことのみちにたがう)
負い持つ業に励ましめ(おいもつわざに…)
給い(たまい)家をも身(み)をも健やかに栄(さか)えしめ給(たま)えと

恐(かしこ)み恐み(かしこ)み白(もう)す。』



あなかしこ。。。



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