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The.Last.Days
ここは地中海

太陽の光りのにじむ山々
を遠くに…帆走するので
あった、ここは地中海‥

古代ローマの民たちは
この海を我々の海、偉大なる海と呼んだ‥尊敬をこめて

…ロシーターさんが
「ここの海域は波は穏やかだから眺めも良いから」

エメラルドブルーの大海を緩やかに船はゆくのであった。

裕美子が海を無心に
眺めていたときに視線の
先に漂うものを見つけた‥

目をこらしながら視線を
「あれは 何だろうなぁ?マリーチィーさん!」

とたずねたそうです。

マリーチィーさんは波間
に漂うモノを眺めてから

「あれは‥何かガラス瓶
みたいですね?中には
何か入っているみたい!」
「よし!船を少しアレに
寄せて拾い上げてみましょう!」

船長のアルのところへ行き話しているのであった。

船長のアルさんが
「おも舵いっぱ〜い!」
帆船からラダー(ハシゴ)
を海面に投げて乗組員が
拾い上げてくれました。


船長のアルが裕美子のところへ持ってきてソレをわたしてくれた。


それは海藻がロープの如く巻き付いているガラスの瓶だった。

裕美子は手にとり
「フタがかなりキツい‥
中に手紙みたいなのが入っているけど?
錆びているから開かないよ!?」

すると船長のアルが
「どれ!貸してみなされ!」
船長アルはガラス瓶を
もらいて、さすがに海の男のゴツい手にかかれば‥
ジャリジャリジャリと錆びている
部分がいとも簡単に軽く
動いて開いたものです。

裕美子に手紙らしき
ものをほれ!≠ニ渡したが‥

裕美子には何やら
その文字が読めません。

英語かローマ字か海賊文字
か何かしらと‥思った。

「読めないよぉ?!」






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あきゅろす。
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