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The.Last.Days
メガロドン

見張りの人が、海上に・・
何かを発見したみたいで

警鐘の鐘を鳴らしてます。

マリーチィーさんが
急ぐ感じで呼びます。

「ロシーターさん
何でしょうか…?!
警告〜…は…」


ロシーターさんは
望遠鏡を取り出して

その方角を、少し遠くを
見てます

「ん〜??生きものだろうけど?!何でしょうな?」

マリーチィーさんは

「裕美子さん
コチラにあがってきて
くださいます!」

裕美子はラダーを使い船縁へあがってきてから

「どうしたのですか?
マリーチィーさん。」
と問いました。

マリーチィーさんは
ロシーターさんのチラッと見てから

「コチラに近寄る何かしら分からないモノが来る!

そばを通る感じかな!」


ロシーターさんが遠くを
その先を見ています。

「巨大な生き物みたいですね?!クジラかなぁ?」

「少しこのままだと
左舷の横にあたりそう?」
「船をゆるやかに船首を
風上より外して航行させてみてください。」

ゆっくりと帆が風にのり
海上を船首の向きを変えて
その向ってくる生き物の
左側に並ぶ進路をとります

船長さんが・監視のために望遠鏡を見ながら、たまに…その方向を見てます。

近くなるにつれて…
相手の姿が海面から目視
できる距離になります。



船長さんが伝えます。

「どうも古代の鮫の
メガロドンみたいですね」

ロシーターさん少し顔色
を変えてから

「裕美子さん。
巨大な鮫みたいです!

目視で、だいたい全長が
18メートルにもなる鮫です。」

マリーチィーさんは

「次元の軸が違うから
太古の海の流れも入ってくるみたいやな!」

「あまり近寄ると向って
来るかも知れませんね?」

ロシーターさん

「このまま…静かに
やり過ごして静かに通り
抜けてもらいましょう!」

帆をかかげ方向を緩やかに
転換して水上を動きます。

裕美子…は一連の
出来事の海面を見てて

「あれは?鮫なんですか?
かなり大きいですね!」


船長のアルさんが

「遥かに昔の太古の
海には…あんなのがいたら
怖いですねぇ!海は未知
だからなぁ…」


裕美子は
「……?!」
「現代の海に…まだ
いたら怖いですよね!」


マリーチィーさんは

「分かりませんよねぇ!
いまだひっそりと生きているかも知れませんね!」



メガロドンが過ぎ去った
あとの大海原は果てしなく
ただ水平線を見渡しても

ザザザザアァァ〜♪
ザパァアァン…ザザァァ

波しぶきの音が心地よい
静かな海でした。






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あきゅろす。
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