The.Last.Days
大海原へ
Ｕボートは帆船の真横に
つけてゆく、幸いにして
海の波はとても静かでした。
帆船の船上から
ロシーターさんが
ラダー(ハシゴ）を海面
に向けて投げてから
「ごくろうさま！
裕美子さん…
楽しめた？お帰りなさい！」
帆船に戻ってきた２人でした。
裕美子が眺めて
「マリーチィーさん
Ｕボートが潜航していくよ！
もう…誰も乗ってないのに？」
マリーチィーさんは
「いいえ！もう…
あのＵボート全体が意志
を持っているから…
自由だけどね。きっと！
ついて来るでしょうね！」
裕美子が眺めてから
海面から消える姿を…
空は晴れて水平線には
太陽がのぼり青い澄んだ海
雲が流れる大空。
裕美子が眺めて
「潮風が気持ちがいいなぁ！
それに…何処を向いても
青い海の水平線が広がって！」
ロシーターさんは
「裕美子さん…。」
裕美子の手を引いて
から帆船の一番高台へ
のぼります。
「ここからの眺めが、
最高ですよ〜♪
天気がいいですからねっ」
空に、流れる雲に
たまに鳥が・幻想的な
雰囲気と景色が広がります
裕美子･･･パノラマ
みたいだから眺めながら
「うん…すごーぃ」
とつぶやきました。
時はゆるやかに過ぎていきます。
ロシーターさんが
「船長さん誰か…１人
メーンマストに!見張りを」
裕美子が
「ん？見張りですか?
何かしら見つけるとか？」
船長のアルさんは････
「裕美子さん
ここらから先の海域は〜
暗礁もあるから気を
つけるためですよ！」
マリーチィーさんは
「もうすぐ…この先の
海峡を通りますよ！
それに伴い場所に
より浅くなりますから！」
ロシーターさんは
「海水に触れみますか？
温かいですから！」
裕美子･･･の目にも
海面の海の色も次第に変わってゆくのがわかります。
太陽の照らす光りの下に
違う色の海流と海流が相互に交わり流れが複雑でした
そこを航行する帆船…
ザザザザアァァ〜♪
ザパァアァン…ザザァァ
波しぶきが飛び散る海
裕美子は
「うん!触れてみる！」
ロシーターさんは
「帆をたたみ船を減速を
！！ラダー(ハシゴ）を
海上に降ろして!」
ロシーターさんと裕美子の２人は船の艫(とも）
後ろのほうへまわります！
帆船は帆を、ややたたみ
航行がゆるやかに…
裕美子はラダーを
伝い海面へ海面との境へ
おそるおそる手を伸ばしてさわります。
水中にやわらかな光が溶け込み…海水にふれてみて
「少し、あたたかいね」
しばらく水遊びの時間が
水で戯れてます。
ものすごく透明度の高い海今日は･･風の清々しい時です。
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