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The.Last.Days
日緋色金

マリーチィーさんは
静かに低い声を

「トリムタンク微調整し
そのままゆっくり!」

どのくらい進んだでしょうか?!

「メインバラストタンク
ブロー(浮上しろ!)」


Uボートを浮上させたのであった。


ハッチを開けて外に出る
と海嶺の洞窟の中に…

海水と空気の境の空間があり、やや広い場所が…
眼下に広がっていた。


そこに静かに時をとめて
リンとして建つ白い色の
謎の構造物が…


構造物は、高さ約300メートル、基底部の一辺は
約450メートルはあろうか?
巨大建造物…神殿。


その入り口は、まぁ何と
説明したらいいでしょうか?
大小さまざまな八面体の
石で複雑に構成され積み上げられている

カミソリの刃一枚さえも
入らないほどに精密に組み合わせてある石組み…


巨石を正確かつ自在に切断し、成形して組み上げている高度な技術の建造物の入り口であった。


神殿の入り口のなかは
オレンジ色に光り輝いています。

2人は静かに神殿の奥へ歩いていくのであった。


裕美子が・・
「石柱や!壁が光ってる!」

壁には!絵が描かれてます
また…裕美子が見た
ことない像が石柱の横に
静かに立っています!

(ギリシア風の服装だけど少し違う感じがする!)

壁画?エジプトみたいな?
文字が刻まれた壁が一面
に広がりて


マリーチィーさんは・・

「壁や石柱が!明るく輝るのは!日緋色金(オリハルコン)ってモノを使ってますよ!」


裕美子は?首をかしげながらたずねます。

「日緋色金=オリハルコン?
聞いたことないよ!」

「金属なのかなぁ?
塗料のことですか?
装飾の金や銀なら少しは
分かるけど…」


マリーチィーさんは

「過去の文明の技術の
名残のものだよ♪
作り方は!今の現代の
人々には…教えることは
できないんだ!」





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あきゅろす。
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