The.Last.Days
海底神殿
Uボートは静寂の真っ青
な海中を静かに潜航中なのである。
裕美子はUボートの
丸い窓から眺めて見てるだけです。
やがて海底につづく海嶺
が真下に見えてきたみたいです。
海嶺…海の山脈地帯
裕美子が…
『海底の山脈が真下に見えてきた!』
やがて海底の海嶺(かいれい)の切れ間の広い大地に
絶壁の下に静かに時を
止めたようなギリシア調
の石柱だけの並ぶ遺蹟?
神殿が建っていた。
その神殿の石柱の奥には
深い洞窟らしきものが…
その洞窟の入口はまわりが
海の上から光が射しこみ♪
少し眩しく耀いてました。
それは神殿を包むように
光りのドームが神秘的に
マリーチィーさんが
「ほら♪妖精たちが…
お出迎えしてるょ!」
そのままUボートを光り
の中に沈下し突っ込んでゆきました。
マリーチィーさんは
静かに低い声を
「トリムタンク微調整し
そのままゆっくり潜航!」
「石柱の間を抜けて
右舷の洞窟内へ侵入!」
「裕美子さん!いまから神殿の中に入るよ!」
裕美子は…返事を
「洞窟へ?何があるのかな!!」
そのままUボートを洞窟へ
ソナーで辺りを確かめて
静かに奥へ行くのでした
←
[戻る]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!