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The.Last.Days
無人島へ
ここは大海の 南の海の
はるか彼方の孤島…

ザザザ〜…パシャ♪
ザザザザアァァ〜ザザァ…

砂浜の引いては寄せる波間の音が風情をだしている。

燦々と輝く太陽と
南方の椰の木や植物の山々と

キレイな白い砂浜
そう砂浜には難波した
船の残骸の流木や破片が…

それ以外は何もない
自然のままの砂浜でした

それと自然あふれる島


裕美子の乗る帆船も
朝日の輝きと海鳥の鳴く声

海の静けさのなか進みます

ザパ〜ァン〜♪
ザザザザアァァ〜ンと

波しぶきを巻き上げながら
果てしない海路を船は進む

裕美子が
「う〜ん!気分のよい
潮風ですねぇ。

あっ!空にカモメらしき鳥が…?」


マリーチィーさんは
「そうですねぇ!

潮風も吹いてるけど
海の色も少し変わってきた

無人島があるのでしょうね!」

マリーチィーさんは
手を額にあてて眩しさを

遮りながらキョロキョロ
と眺めています。


「あっ!右舷の方角に
島が見えますね?!
少し上陸しましょう!」

「少し風が弱いみたい…
ですねぇ?!」


すると、帆船の艫(とも)の方から

ギギギッ〜ッと舵(かじ)
をきる音が微かにします。
確かに人影はありますが…

何処からともなく
甲高い声が静けさの中で
響きました。

「おも舵、いっぱ〜い
左舷と右舷の櫂(かい)
をこげ〜いっ!」


裕美子は
「あっ!声がした?
まだ会えないけど…
確かに船には誰かがいるね
櫂かぁ…オールみたいな
ものが沢山出てきたね!」

帆船は島の手前で何故か
停泊をしてしまいました。

マリーチィーさんは

「たぶん水深が浅くて
これ以上は、先には
無理みたいなようだね!

それに…暗礁もかなり
ありそうだから…

裕美子さん
小舟で上陸しましょう!」

マリーチィーさんと
裕美子は小舟に乗り
島の砂浜を目指して舟を
漕ぐのでした。


島のまわりの海は…
透明度が高く海底が見えます。






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