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The.Last.Days
季節は秋

時期は…もう秋になるのでしょうか?

漁村の騒がしい港祭りも
終わりて島のなかは静か


そう今宵は新月なんです


裕美子は…東の空に
昇り始めた!細い月を
眺めながら・・


静かな砂浜を歩いていく!
ただ!さざ波と海鳥の
鳴き声だけがコダマします

どれくらい歩いただろうか?

裕美子はようやく
あの洞窟へ着いたのです。
ゆっくり!洞窟の奥のほうへ歩いていく

その日は
洞窟の中は海につづいて
いて差し込む明かりが・
社を照らして神秘的に…
見えたそうで


しばらくすると!
裕美子の体内の黒き竜が

「今日は社の中へ勇気を
だして入りなさい!」


大潮で引き潮の時間です
いつもより入り江の水が
少ないのですが…


裕美子は岩を伝い
社へ近づき歩み寄ります。
入り江の白い砂浜が今日
は少し見える大潮の時間帯でした。


社の中?でしょうか?
それの近くからでしょうか
裕美子を呼ぶ声がします。


「おおーい!こっち
こっちですよ!
さぁ!恐がらずに中へ」


「だけど社の奥の開けた
戸は必ず閉めてね!
中にはいっておいで!」


裕美子は…
朱色の柱がある社の戸を
開けて薄暗い社の奥へ進みました。

「なんか?薄暗い?」

また声が!すぐ目の前で
聞こえてきてます。


「閉めたらしばらくして
自然に明るくなるよ!
初めて僕の姿を見せれる」

裕美子は…少し重たい潮風でやや錆びた感じの
扉を力で戸を閉めます。


「少しおもたいけど!」

しばらくしたら!何やら
ぼんやりと光が?
壁全体が発光してるみたいです。

それは…なんともいえない感じの光りなのでした。

そう、たとえるなら
月明かりの部屋に差し込む
光りみたいなものでしょうか。

裕美子の目がなれた頃!目の前には・・青年が?
部屋の一角に人が?
立っていたのであります


「よく来たね!裕美子さん、僕の名はマリーチィーと言うんだよ!」


やや薄暗いけど目が慣れてきた裕美子は・・・

「変わった衣裳着ているんですね?!こちらでは
見たこともない感じ…」

と返事をかえしました。






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