[携帯モード] [URL送信]

The.Last.Days
満月の海

時はゆるやかに流れて〜

裕美子は…はっと!
目をさますと!夜のとばり
にさざ波の音がやけに
耳に聞こえてきます。

裕美子は

「まわりはしずかねぇ」
つぶやきながら

岬の崖の下を何気なく
覗いてみました

「あっ?変な光が…
うっすらとみえる」


何個か光がかたまって
やがて大きくなり
それは不思議な輝きになり

沖には漁り火が…疎らに
不知火でもありません。


裕美子は思いました。
「おばあちゃん?の?
見た同じ光りかなぁ?」

「今夜は暗いから明日の
朝にでも近くへ行ってみょう!」

と自分で決心をして
今夜は 家に帰り明日に
備えようと帰りました。



家では今宵は、もう遅い
から眠りの中へ・・


裕美子 は…その夜は夢の世界にいました。


裕美子を……

誰かが??たぶん
若い青年が…手をひっぱり
「こっちだよ!こっち!」

留美は夢心地のなかで思います。

洞窟の中までは分かるけど?

「石でできた扉??」

しばらくして、その青年
らしき人が言いました。


「扉を開けて中の石を!」
「取り出して!?
大切な石だからね!」


「今からは必要になるからね!大切にしてね。」

裕美子は夢心地の
なかで?わかったような?
分からないような?
たぶん起きても不思議な
感じに記憶が曖昧でしょう

青年らしき人は最後に
何か言いましたが

裕美子は聞きとれませんでした。

「帰りは…?はて?
…………?」

夢はここまででしたが
あとは夢うつつの緩やか
な夜の時が流れてゆく


やがて・・窓に朝日が
やわらかい日差しで・・
夢の旅は終わりでした・


鳥?鳥の鳴き声が目覚ましに…まぶしい朝日が部屋へ清々しい目覚めです。


裕美子は夢の中での事をおもいだし

「あの…?…石は?」

うっすらと夢を思い出し
ながら

「深い瑠璃色した石…
本当にあるのかなぁ?
綺麗な石だったなぁ!」

と心で感じてました。


朝ごはんは味噌汁と干物
漁師町のなっかしい味で
ご飯も終わりて

砂浜の先にある岬へ裕美子は散歩をしてみることにしました。


岬の下には 洞窟が!!




5/10ページ

[戻る]


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!