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The.Last.Days
月明かりの夜

とりあえず!裕美子は月明かりの夜を砂浜を歩きながら

そのまま、その夜は家へ
やがて…部屋でのんびり
してると、いろいろな事を思い出します。

幼い頃の思い出…記憶が
よみがえり

その…裕美子が育った島の外れにある岬には島
に伝わるいろいろな神話があったとさ

裕美子は、神話を
思い出してました。


裕美子は語りべの
島の昔の人たちから
よく小さい頃から話を聞いて育ってきたのでしょう。

裕美子はつぶやき

「満月の夜に海の神様が
岬の下で集まるとか?」
とか言ってたなぁ?


岬から洞窟は遥か下の方
にありました、岬から下は海で…景色も素晴らしい


裕美子は…今度の満月の夜に出かけてみることにしました。


幼い頃に!他界した
お婆さんからの話とかを・思い出しながら夜道を
ひとりで歩んでゆくことに

その、お婆さん曰く…

「むかしね!ワタシ
が若かりし頃に
たぶん満月の夜だったと」

「当時は父親が心配で
沖にでてる舟を見に島の
岬へ…出かけていったのね!」


「その日は海がキレイで
ふっと!岬の下を覗いたら
綺麗な何かしらの光が・
たくさんみえたの?
それが集まり洞窟から
光りが出てるみたいな!」

「幼いながらに
あれは…不思議な体験で
何にか分からないけど?」
「不思議な感じがして・
あんな事は二度と見れなかったけどね!」

「生きてるうちに、また
見れたらいいけど…」

と話していたことを
思い出して裕美子は
いろいろ考えていました!

今度の満月の夜に岬へ…
洞窟へと…少し昔を思い出して行くことに


そして満月の日がやってきた。

今は岬は灯台ができていて昔と違い多少は整備されて足下は明るいらしく

今夜も 月あかりで多少
足元が・うっすらあかるい

懐中電灯を手にもって
夜道を…裕美子は・
夜道を歩んで岬へ歩いてく
もうすぐ灯台のある場所へ石でできた階段を・・
コッコッと・ゆっくり
けっこう 登ってきた!


小さな灯台の海を照らす
光が!やがて見えてきました。

月明かりに照らされた
つづく海、流れる雲と月
裕美子は 思いました。

「月明かりに照らされた
夜の水平線を見て

灯台の…光のラインが
沖を照らしてスゴくきれい
その光が…海を月あかりの海を少し照らしているから神秘的なんだ!」


と、誰も居ない場所で
裕美子は心で思った

その日の夜は岬あたりは
月明かりに照らされた
ぼんやりと明るいのです


まわりの風景を眺めて
暗がりの岬を下を裕美子はおそるおそると・・
覗きこんでみる


しかし真っ暗な夜の海なんです。

裕美子は・・かすかに
波の音がする岩壁の下を
覗きこみますが

でも!さざ波の音だけ

「ざざざーざっっ…」
ただ暗やみに響きます

真っ暗な夜に月明かり
波の音だけが…コダマします。

夜空を見あげて月に
かかる雲が、とても綺麗
な夜でした。


裕美子は、あまりの
気持ちよさに少しぼーっと無心に遠くを眺めていた。

月明かりの光りが海を
照らす、その先を眺めて


時間が どれくらい
過ぎたでしょうか?








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