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The.Last.Days
北の方角へ
マリーチィーさんは
「少しだけ待ってて…
エルザに伝えてきますから!」
そう言って、エルザと
アメン・チュパに伝えているのであった。


嫁のエルザ≠ヘ
「行ってらっしゃいませ
。裕美子さんを頼みましたよ!」
と微笑んでいました。


アメン・チュパさんは
「お気をつけてくだされ
。おおやっぱり、ですか!
場所により内戦が起きてるらいですわ!」
と話します。

マリーチィーさんは静か
にうなずいてから
「ええ、自分も指揮を
とらないといけません。」
「では!サーシェさん。
裕美子さん出ましょう!」

サーシェさんはうなずき
「マリーチィーさんは
あの、神殿の施設で
降りられますか?!」
とたずねたのでした。


マリーチィーさんは
サーシェさんに返事をする
「ええ、お願い致します」

3人はエルザがいる
クリスタル状の建造物を
あとにして、
エイみたいな小型の飛行艇で目的地にゆくのであった

マリーチィーさんと
エルザさんの住む建物は
大陸の南に位置する平野に都市があった。

裕美子はキョロキョロ
と都市を眺めたり海の方を向いてみたりしている。

「弓なりの海は良いですねぇ…♪流れる雲も素敵!」

サーシェさんが裕美子に
「ええ、とても素敵ですよね!」

「裕美子さん!
前にも言ったことがあるかもだけど…
私はバイオテクノロジー
…遺伝子操作で生まれたから!
寿命は人間より長いのよ!」

「裕美子さんの時代
にも私の子どもたちや
仲間がひっそりと生活してるわ!」

「空間をねじ曲げて人間
からは分からないようにしているのよ!」


裕美子は・サーシェさんを見てから
「サーシェさんたちも…
命を受け継いで頑張っているのですね。」

「そっか!戻っても…
また逢えるといいなぁ!
またいつかきっと…」
と呟くのであった。


サーシェさんがたずねます「マリーチィーさん
あの施設でよろしいのですか?」

マリーチィーさんはうなずいてから
「ええ、そうです!南東
に進路を向けて下さい。」

サーシェさんは
「了解!承知しました。」と答える。


次第にアクロポリスから
れてゆくのでありました


平野に山脈を抜けてゆき
やがて見えてくるのでした
辺りの山々の岩場や岩肌
と異なる金属光沢の岩場
というか地上からそびえる

山々の存在と…クリスタル状の建造物が立ち並びして白砂が敷かれた広い庭が

その先には壮麗なる殿堂
があった。

その中枢部にあたる広い
敷地には…先端が丸くて
後ろ端もやや尖る

全体として細長い形の
フォルムをもっている
メタリックホワイトシルバーカラーの物体と

楕円形の円盤タイプの
乗り物らしきのが沢山

見下ろす地上にあった。

それらは、今にも飛び出ちそうな雰囲気にもみえる。

マリーチィーさんは
サーシェさんに云います。
「あの施設の広場で降ろしてくだされ!」


裕美子は寂しそうに
「また、逢えますよね?
マリーチィーさんと…」


マリーチィーさんは
「え、ええ…またいつか
きっと、そのうち…」
と裕美子に言った。


サーシェさんがうなずき
飛行艇は地上へと降下を
する。

そして地上では人間とは違う異質なソルジャーらしき人びとが敬礼をして待ってるようであります。


飛行艇は地上に到着して
マリーチィーさんは降りられた。

「サーシェさん、あとは
どうか宜しくお願い致します。」


サーシェさんは一言だけ
「はい、任してください」

裕美子は手をふって
マリーチィーさんが歩く
後ろ姿を寂しそうに…

ただ眺めていましたのであった。


やがて裕美子を乗せた飛行艇は飛び立ち、そのまま空を行くのであります。






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あきゅろす。
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