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The.Last.Days
幸せのヒトトキ

ハイヤーハイヤーと馬を
操るアメン・チュッパさんのが雄叫びが響くのでした
目の前にある広い水をたたえた海水路を来た道を戻ってゆく‥

ようやく太陽の光のシャワーを燦々と浴びて乱反射をしているクリスタル状の
高度な高層建造物の真下にたどり着きました。

裕美子がクリスタル状の高層建造物を眺め

「相変わらず大きいなぁ!」
と1人で呟きます。

3人はマリーチィーさんとエルザさんの住む階へと

足下がボンヤリと光りの渦巻く床に立ち昇ってゆくのであります。

辿り着いた部屋(空間)は
例えるならば!!
足下から壁から全面がガラス張りみたいな‥

ただメタリックホワイトシルバーの金属光沢の質感をもつスペースだ。

見上げた、すぐ真上には雲とキラキラと輝く太陽の光り‥

裕美子がぼーっとするだけで眺めて
「すぐそこに、雲が‥手が届きそうだなぁ!」
とただ呟き溜め息を口からもらすのでありました。


みんなはテーブルに腰掛けて何やら会話をしているようすであります。

エルザさんは裕美子の方を向いてから

「裕美子さ〜ん
何か飲まれますか?
食べ物もありますよ?」

テレパシーメッセージを送ってくれる。

裕美子は首をふって
「いえ、大丈夫ですよ。
エルザさん‥」

と笑顔で返事をされた。


エルザさんはニコッとして
「お腹がすいたら何時でもおっしゃって下さいね!」
と微笑みした。


裕美子はエルザさんの方を見つめてから
「エルザさんと会話しても
どことなく私なんだな‥
と思えるところがあるよ!
髪や瞳の色は違うのだけど?不思議だなぁ‥」

「過去の自分がいて未来
の私と会話しているなんて?なんとも不思議な感覚!」


サーシェさんは、ふふふっ‥と笑ってから
「そうですもんね‥
いま間違いなく目の前に
いるのは‥2人の人間が
居るわけだからね!」

「過去の自分がどんな事
をしていたか?何時笑い
悲しみ、喜び、嘆きなど
すべてが分かりはじめるものなのよ!」


裕美子は考えながら
「この時代では恋愛し
結婚して幸せに暮らしているなんて‥」


サーシェさんは続けて
「エルザさんはマリーチィーさんが大好きなんですよ」

マリーチィーさんがぼーっと外を眺めながら恥ずかしながら
「照れますよ!サーシェさん‥。」
と言うのであります。

エルザさんも照れくさそうな顔をしています。


裕美子はニコッとして
「ふーん、素敵ですねぇ
!いいなぁ‥」


太陽はサンサンと輝いて
海の水平線の上には雲が
棚引いているのでありました。





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