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The.Last.Days
アクロポリス(6)
ここの神殿には石の柱や

壁には象牙や金などの飾りつけが、至るところにあるのでした。

神殿の内部は壁画があり
華麗で中心部には神像が‥

裕美子が神像に気がつきました。

「ペガサスの引く馬の馬車に乗ってる神さま?」


それは6頭の空飛ぶペガサスにひかれた戦車にのる
威厳のある男性の黄金神像。

その神像を大きく取り囲むように、まわりには‥

円を一周描くように
イルカに乗った女神の像
やマーメイドの像が‥

少なくとも100体はあるのでしょうか‥
他にも様々な神さまや

この大陸の先祖の偉い
人物であろう像が沢山溢れていて

素晴らしい光景でありました。

サーシェさんが説明をしてくれました。
「天空を駆け巡っていく
姿で陽射しをもたらし

夜や闇を蹴散らす神さまと言われてますよ。」


裕美子が・・
「へーぇつ、すごーいなぁ!」とうなずいている。


ここも礼拝をする人びと
とにかく賑やかで!人々は明るいみたいです。

サーシェさんがいいます
「守護神の像の前で一緒に祈りましょうね。」

裕美子は・・
「うん、やるやる!」

「それから槍みたいな?
先が三つに分かれた武器を持ってるのね!」

アメン・チュッパさんが
「海神ポセイドン様ですよ!さぁ♪祷りましょう!」

3人はひざまずき・・して
サーシェさんが言葉を教えます!

「裕美子さん!
祷りの言葉ですからね!
言ったあとを復唱してね♪」

『私は心を開きます。
私は祝福の愛を受け入れ、海の愛を伝えます。

そうすることで私は浄化され、自由に解放されるのです。
私は私を愛します。
私は人を愛します。
私はすべてを愛します…』
暫らく祈りを捧げてました

神殿の中を少し案内して
外をでて辺りを散歩する
サーシェさんたちでした


神殿をあとにして陸路を
進む三人を乗せた戦車。

ハイヤーハイヤーと馬を
操る声が響くのでした

目の前にある運河みたいな広い海水をたたえた水路
を来た道を戻るのであります。




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あきゅろす。
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