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The.Last.Days
アクロポリス(4)
再び、見張りの兵の立つ
巨大門がある広い幅の橋が見えてくる

アメン・チュッパさん…
櫓の警備兵に手をあげて

「開門〜つ!開門〜つ!
開門しろ〜つ!」
と命令をするのである

ギギギギ〜ィッとゆっくりと開くのでありました。


金や宝石や象牙を用いて
華麗にして精巧な彫刻を施した門が開いてゆく


見張りの警備兵が立つ櫓(やぐら)と長い橋をわたっていく。

裕美子は前方を眺め
「山というより!あれは
巨大な神殿が建つ島ね!」
海水路を越えて陸地へ馬
を引いて周りを巡るのでありました。

海水路にはさまざまな船
が航行しているようすで
多くは商業船や軍船であった。


今度は見張りの兵が左右
に立つ石の豪華な門がある
広い幅の橋が見えてきた
ようです。


アメン・チュッパさんが…
櫓の警備兵に手をあげて

「開門〜つ!開門〜つ!
開門しろ〜つ!」
再びと命令を下すのでありました。

精巧な彫刻を施した門が
ゆっくりと開いてゆく

見張りの警備兵が立つ櫓(やぐら)と長い橋をわたっていくと‥そこには


やがて高い位置にある
神殿や宮殿が見えてきました。

裕美子が見てて

「すごーい!少し先に
緋色をした巨大な門があるよ〜♪」

「あれ?門の両端に人?
朱色の鎧を着た人物がいる!」

サーシェさんが見てて
「あぁ、長い槍をもってる方ですね‥んーと!
あのお方は衛兵ですよ!」
「いまから通行許可もらうから待っててね!」


アメン・チュッパさん…
「はい、止まりますな!」
とサーシェさんに伝える

乗り物をとりあえず停止する…

サーシェさんは歩いて門番に近づいていくのでした。

裕美子がその様子を
眺めています。

「んん?衛兵がサーシェさんに‥丁寧にお辞儀してるよ?」
「仲良しなんかなぁ?」


サーシェさんが 戻ってきました。

「さぁ、門へ入りますよ
。」

ギギギギ〜ギギィィッッ

門を抜けて進みます。
そうして開けた目の前にはやがて・・

左右に竜の石像と朱塗り
の巨大な石柱がいくつも
目に飛び込んできます。


裕美子はぼーっと眺め言葉になりません。

「す、すごーい!」

裕美子は…
「ねえ♪あんな強そうな
衛兵さんがサーシェさんにお辞儀するのですか?」


サーシェさんは優しく
「ふふふっ!私は‥この
大陸での階級が上なんですよ!」
と恥ずかしそうにいった。

小高い丘を越えてゆくと
大路の先に壮麗な殿堂がまちかまえている。

アメン・チュッパさんが…馬を引いて乗り物を停止する…

「さぁ、ココからは歩いて行きましょうぞ!」


巨大な石と大理石を精巧
に積み上げた階段をあがってゆく3人であった。






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