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The.Last.Days
野賊との遭遇

古代ギリシア衣装風の一枚の布を身体に巻き付けて

布を肩にかけている人たちが娯しそうに寛いでる

兵士風の人も何人もいる
のが裕美子からは
見て取れた…。

裕美子がキョロキョロと珍しげに辺りを見て

「マリーチィーさん!
野賊とかが出るのですか?」

マリーチィーさんは
「ええ!組織化された…
獣化した野蛮なヤツが…」
サーシェさんが裕美子に
「兵士さんが共に私たち
と同行して下されるから
大丈夫ですよ。安心して
さぁ〜出発しましょう!」

隊長らしき威厳の
ある兵士!アラザン殿が

「弓兵、馬が引く戦車で
目的地まで行きましょうぞ!」

「我らはカモフラージュ
してついていきます!
誘き寄せて討伐戦術の
途中の護衛であります。」
「3人は後方の戦車に
乗ってくだされ!」

裕美子を連れた一同
は海岸が開けた場所へ
出発するのであった。


ここら辺の土地では
大陸の奥の地でもあり
争乱が繰り返されていた。

集落を襲撃し奪う…

狡猾さをみせる野蛮な賊
にたいして、終止符を打つべく
陸と海から兵士が派遣されていた。

海からはガレー船の軍船が上陸…。


ちょうど、その頃の
ー居住区の外れの集落ー
では野蛮な賊が…

その姿は身体に毛皮を
まとい鎧を着た野人…
目は充血し赤くて

獣のゴトキ原住民
女をさらい食い物を奪う
‥まさに野蛮な獣化した
モノだった。


や…やめて〜キャァァ〜
と声が風にのって聞こえてきそうである。


林と起伏のある場所で
山の曲がりくねった道を
峠を越えて進む途中…





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あきゅろす。
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